お墓参りに花を持参するとき、どんな花を選べばいいか迷いますよね
「ひまわりが好きな人だったけど、ひまわりを供えていいの?」
「ふさわしくない花ってあるの?」
お墓参りにはどんな花を持参すればいいのか、調べてみました。
お墓参りに供える花!おすすめの種類と避けた方がよい花の選び方!
おすすめの花
お墓に供える花として、すぐに思い浮かぶのは菊の花だと思います。
菊は長持ちしやすいため長い間お墓を彩ってくれます。
枯れた際に花びらが散らかりにくいためお墓参りには重宝されてきました。
しかし、お墓に供えるのに大切なのは故人を偲ぶ気持ちです。
故人が好きな色や花を供えるのが一番良いと思います。
例えばひまわりが好きな故人なら、ひまわりをお供えして良いのです。
しかし、あまりに大輪だと花立に収まりきらないため、小ぶりの種類のものを選ぶなど、少し配慮しましょう。
避けた方がよい花
一般的に、供えるのにふさわしくないとされているのは次の花です。
① トゲがある花…バラ・アザミなど
② 毒性のある花…彼岸花・水仙など
③ 香が強い花…ユリなど
④ ツルが伸びる花…朝顔など
トゲがある花は故人に刺さるイメージがあり、またうっかり血を流してしまうと故人に失礼となります。
毒性がある花は縁起が悪く、香りが強い花は虫などが寄ってきやすくなります。
ツル状の花は地面を這ったり、花立に収まらないのでお墓参りには不向きです。
しかし故人がその花が好きで、お供えしたいのであれば、しっかりと問題に対処すれば大丈夫です。
例えばバラの場合は、手間はかかりますがトゲを処理してお供えすれば大丈夫です。
香りが強い花やツルが伸びる花は、お墓参りが終えてすぐ持ち帰るのなら問題ないです。
しかし、ユリは花粉が暮石にシミを付けてしまう可能性があるため花屋で花粉を落としてもらうと良いでしょう。
お墓参りに持っていく花の値段は?予算に合わせた花選びが良い!
スーパーなどで手軽に売られている仏花の価格は、大体300円から500円ほどです。
お墓参りでは一般的に左右にお供えするため、2束購入すると大体1,000円ほどで購入できます。
故人の好きな色の花や、好きな花で花束を作りたい場合は花屋で相談するといいでしょう。
その場合には、花の種類にもよりますが大体1,000円から1,500円ほどです。
2束購入すると3,000円ほどです。
もし予算があるなら、花屋で予算を伝えて相談するといいでしょう。
入れたい花と、お墓に供えることを伝えるとぴったりな花束を作ってくれます。
まとめ
地域やお寺の宗派などによって多少は異なりますが、お墓に供える花は多少配慮が必要なものを除くとそれほど決まりはありません。
今は、プリザーブドフラワーや造花を供える人も多いです。
どんな花を供えるにしても、大切なのは故人の冥福を祈る心です。
故人の好きな花をお供えして、お墓を彩り、故人に手を合わせましょう。