これから医学部の大学の合格を目指している方にとって気になることは、国公立の医学部と私立の医学部ではどちらの方が、難易度が高いのかということですよね。
国公立大学と私立大学ではどのような試験の違いがあったり、難易度の違いがあったりするのかをお伝えできたらと思います。
国立と私立は質が違う!医学部の問題の難易度の調べ方とは?
国公立大学と私立ではどのような違いがあるのでしょうか。
医学部の試験の問題の難易度の調べ方はどのような方法があるのでしょうか。
まず考えられることは、それぞれの大学の偏差値を調べることから始めましょう。
一般的には国公立の医学部の方が私立の医学部よりも偏差値は高くなっていると思います。
ただ偏差値が高いからといって問題の難易度が高いというわけではありません。
なぜなら、大学によって受験科目が決まっていたり問題の出し方、センター試験との兼ね合いなどで違ってくるからです。
また、国公立の大学の場合に多いのは、個別学力試験での記述式の問題があるというところです。
私立の試験はマーク式が多いです。
なのでここは人それぞれの好き嫌いや、得意不得意で難易度は別れてくるのではないかと思います。
また私立の医学部に関しては、国公立の医学部よりも受験者数が多いので、その分数点の差で不合格になる可能性もあります。
なので国公立大学よりも偏差値が低いからといって、難易度が低いわけでも合格しやすいわけでもありませんので気をつけましょう。
それぞれの大学の医学部の問題の難易度をしる手っ取り早い方法は、その学校の過去問を解くことです。
特に私立大学の場合は、問題の傾向が毎年似ているので難易度を確認できやすいと思います。
医学部受験の教科は何に力を入れる?科目別に難易度を比較する
医学部の受験の際に受験科目の教科は何に力を入れるべきなのでしょうか。
それぞれの大学の試験の特徴をご紹介できればと思います。
・国公立大学
センター試験の受験が必須なので、英語・数学・理科だけではなく国語、社会の勉強も必須となります。
理数系の方にとっては文系科目でどれだけ点を落とさないかがポイントになってきます。
そしてセンター試験だけではなく、個別学力試験どちらもしっかり点を稼ぐ必要があります。
センター試験がうまくいったとしても個別学力試験で点が取れなければ意味がありません。
逆にセンター試験がうまくいかなければ、いくら個別学力試験で点を取れても合格の可能性は低くなります。
なので国公立大学の医学部を受ける方はとにかくセンター試験対策を怠らずに行いましょう。
・私立大学
私立大学の場合は、英語・数学・理科だけで受験ができるところがほとんどです。
しかし国公立大学に比べて、難易度が少し高くなるのと細かい知識も必要になってきます。
そして一般的には私立大学は併願受験が可能となっています。
同じ科目だからと言っても大学によって問題の傾向や出し方などが変わってくるので、幅広く細かい知識とあらゆる問題に柔軟に対応する能力が必須になってきます。
また、問題を解くスピードも大変重要なので、特に英語は読むスピードが遅いと時間が足りなくなってしまうこともあります。
このように国公立大学と私立大学とでは同じ科目であってもセンター試験での点数を稼ぐために行う勉強なのか、それとも細かい知識を必要とする勉強が必要なのかなど変わってきます。
まずは希望する大学の問題の傾向と自身の知識とを照らし合わせて、それぞれの科目の勉強に取り組んでいきましょう。
まとめ
医学部を目指している方にとって、私立を希望するのか、国公立を希望するのかで、同じ医学部といっても押さえておくべきポイントは変わります。
また、勉強方法も工夫が必要になってきます。
なので、こちらの記事が少しでも参考になれば幸いです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。