現在の日本では1年中エアコンを使うというご家庭も多いと思います。
小さなお子さんがいらっしゃるご家庭では設定温度に気を遣っている方も多いのではないでしょうか。
子供は大人に比べ、体温調節機能が弱く、エアコンの設定温度や室内の環境によって体調を崩しやすくなってしまいます。
この記事では暖房の設定温度についてまとめてみました。
暖房の設定温度!子供にとっての適温!外気温差5℃で室温15℃!
暖房をつける上で設定温度はどれくらいが適温なのでしょうか。
外気温との差が5℃以内であることがポイントで、室温が15℃以下にないように設定しましょう。
ちなみに厚生労働省によると、保育室の室温は、冬季は20℃~23℃が望ましいとされています。
夏季は26℃~28℃になるのがいいとされています。
また暖房を使う時は加湿と換気を忘れないようにしましょう。
暖房を長時間つけたままにしていると空気が乾燥し風邪を引きやすくなります。
40%~60%程度に調整しておくといいです。
加湿器を使う場合は定期的に洗浄し、毎日きれいな水を入れましょう。
古い水を入れっぱなしだと菌を放出してしまうので注意が必要です。
換気も清潔な空気を保つために重要です。
2~3時間に1度くらいを目安に行いましょう。
5~10分程度で十分な効果があります。
暖房の設定温度!赤ちゃんは体温調節が苦手!サインを見て調整して!
人の体温は基本的に、ある程度一定に保てる機能を持っています。
大人に比べ、子供は発汗などによる体温調節機能が未熟で、また暑い・寒いという感覚も自身ではなかなか判断できません。
にもかかわらず子供の発汗量は大人の約2倍あり、水分必要量も大人より多いです。
腎臓機能も未熟なため尿としての排出量も多くなります。
暖房をつけっぱなしにしていると暑さや乾燥によって体調を崩しやすく、嘔吐、下痢、発熱などの脱水症状を起こす危険性があります。
脱水症状の危険性があるサインはいくつかあります。
・尿の色が濃い
・尿の回数が減る
・皮膚がいつもより乾燥している
このようなサインが出てきたときは早めに水分補給をしましょう。
スポーツドリンクのような電解質を含んだ飲み物のほうが効果的です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今ではエアコンがないと生活ができないくらい必要不可欠な家電になってきましたが、小さなお子さんがいる家庭では取り扱いに注意が必要です。
こまめに様子をみて事故にならないようにしましょう。