カーペット掃除にはオキシクリーンが大活躍!オキシクリーンの使い方を紹介

オキシクリーンとは、SNSで人気の酸素系漂白剤です。

元はアメリカで発売された商品ですが、今や世界中で愛される洗剤として有名で、日本製のオキシクリーンも発売されるようにもなりました。

「オキシ漬け」という、服のシミ取り方法で有名ではありますが、服の他に使うことはできないのかと疑問に思う人もいるでしょう。

今回は、カーペット掃除に焦点を当てて、オキシクリーンの使い方について紹介します。

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「オキシクリーン」ってどんな洗剤?

オキシクリーンは、酸素系漂白剤に分類される洗剤で、服などの衣類のシミ取りや漂白に使われることの多いものです。

オキシクリーンが世界中で愛されるポイントは、塩素系漂白剤よりも使いやすいうえ、洗浄力が高く、多目的に使用することができるという点でしょう。

泡立てて使うことで、酸素の泡が汚れの奥まで浸透し、キレイに汚れを落としてくれます。

塩素系でないため、色柄物に使用しても色落ちの心配がない点は、主婦に嬉しいメリットですね。

繊維の奥にまで洗剤の成分が浸透するため、嫌な臭いの原因となる菌や汚れ残りも除去することができ、除菌・消臭効果も得ることができます。

また、洗濯だけでなく、オキシクリーン1つで家中の掃除をすることができるのも、魅力の1つでしょう。

オキシクリーンを使ったカーペットの洗濯方法

オキシクリーンを使って「オキシ漬け」をすることで、見えない汚れまでしっかりと落とす方法となります。

作業は1日掛かりになることが多いので、時間のある晴れた日に行うようにしましょう。

① まずは、カーペットのゴミを掃除機や粘着クリーナーを使って取り除きます。
掃除機をかけたあと、ゴム手袋を装着してカーペット全体をなでると、奥に潜んだ細かいゴミやほこりもとることができるのでおすすめです。
② カーペットを、栓をした浴槽に屏風折りにして入れ、シャワーを使って濡らし、すすぎ洗いを行います。
濡らすときは、約40℃のぬるま湯で濡らすようにしてください。
カーペットが十分に濡れたら、浴槽に溜まった湯は捨てましょう。
このとき、カーペットも一旦浴槽から出しておきます。
③ 浴槽に約60℃のお湯を、カーペットが浸る程度に張り、オキシクリーンを投入して混ぜます。
お湯3.8Lに対して、オキシクリーン(日本版)スプーン1杯を投入してください。
オキシクリーンは、お湯に溶けにくいため、ゴム手袋をしてお湯をかき混ぜてください。
④ オキシクリーンを溶かした湯にカーペットを浸します。
お湯にしっかりと浸かるように上から押さえたり、お湯を染み込ませるように揉んだりしながら、お湯に浸けてください。
⑤ カーペットが湯に浸ったら、そのまま約1時間半放置しておきます。
1時間半後に、カーペットをひっくり返して、再度1時間半放置してください。
両面合わせて3時間のオキシ漬けを行います。
⑥ 両面のオキシ漬けが終わったら、浴槽の湯を捨て、ぬるま湯ですすぎ洗いを行いましょう。
カーペットを踏んだり揉んだりしながら、ぬめりがなくなるまで、しっかりとすすぎます。
⑦ 最後に洗濯機に入れて通常の洗濯を行いましょう。
自宅の洗濯機にカーペットが入らない時は、ある程度の脱水をしてから、近所のコインランドリーに持ち込んで洗濯を行ってください。
⑧ 外で日干しにするか、乾燥機にかけてしっかりと乾燥させて掃除は完了です。

カーペットのシミ取りにもオキシクリーン!

カーペットにジュースや調味料をこぼしてしまい、シミを作ってしまうことがあります。

このような時にも、オキシクリーンを使用すると、簡単にシミを落とすことができます。

まず、オキシクリーン溶液の作り方を紹介します。

① 容器に約60℃のお湯を用意し、オキシクリーン(日本版)スプーン半分を溶かします。
② 溶け残りがなく、しっかりと泡が出てくるまで混ぜて完成です。

オキシクリーンを約60℃のお湯で溶かし、温度をキープしておくと、酵素の働きが活性化して汚れが落ちやすくなるため、おすすめです。

次に、オキシクリーン溶液を使った、カーペットのシミ取りの手順を紹介します。

① カーペットに付いたシミ全体に、オキシクリーン溶液をかけます。
このとき、カーペットの下にオキシクリーン溶液が染み込まないように、タオルや防水シーツなどを敷いておくと良いでしょう。
② シミの上から、乾いたタオルで叩き拭きを行います。
③ 上記の手順を2~3回繰り返し、シミをしっかりと取っていきましょう。
④ シミが消えたら、水で濡らしたタオルで叩き拭きをして完了です。

この時、素材やオキシクリーン溶液の使用量によっては、カーペットの色落ちが発生する恐れがあるので、注意してください。

あらかじめ、オキシクリーンを使用しても色落ちが起きないか、カーペットの端など、目立たないところで試すと良いでしょう。

また、シミ取りのあとは、風通しの良いところで乾かすか、ドライヤーを当てて乾燥させるようにしてください。

まとめ

オキシクリーンを使ったカーペット掃除の方法について紹介しました。

オキシクリーンは、安全に使えるうえ、しっかりと汚れを落としてくれる洗剤なので、家に1つ常備しておくと便利ですね。

オキシ漬けをする掃除の方法を実践するときは、手荒れ予防のためにも、ゴム手袋を着用するようにしてください。

掃除に時間はかかりますが、確実に汚れを落とすことができるので、ぜひ1度試してみてはいかがでしょうか。

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