この記事では夜須八幡宮百手祭の以下の情報を詳しく解説しています。
- 見どころ・楽しみ方
- 穴場スポット
- 開催日時
- 開催場所
- アクセス情報
- 駐車場情報
夜須八幡宮百手祭に参加する前に知っておきたい情報をまとめたので、ぜひ最後まで読んでください。
夜須八幡宮百手祭の基本情報
百手祭の特徴は、土佐の三大弓祭リのひとつであり、1月中旬の卯の日と辰の日に行なわれる弓神事だということ。
境内に設けられた約30m先の的に向かって矢を放つ。
2日間、十数名の射手が代わる代わる1200本の矢を放つ。
幼い時に聞いた話だと、(かなり)昔、村に頭が牛で体が鬼、いわゆる「牛鬼」が村を荒らし回ったとき、弓の名手であった近森左近(ちかもりさこん)が退治したことが祭の所以と記憶している。
射る的は、大的はもちろん、「鬼」と書いた紙、橙などが用いられる。
夜須八幡宮百手祭の開催日時・時間
開催日:1月の卯の日と翌辰の日、2日間
時間:9:00ごろ~15:00ごろ
夜須八幡宮百手祭開催場所
高知県香南市 夜須大宮八幡宮
夜須八幡宮百手祭へのアクセス・駐車場情報
土佐くろしお鉄道 夜須駅から徒歩約20分
会場周辺に駐車場はないため、お車の方は夜須駅そばの道の駅に駐車して徒歩で向かうのをおすすめします。
道の駅やす
夜須八幡宮百手祭の見どころ・おすすめポイント
百手祭の見どころは、的を射るところだけじゃなく射手の方です。
射場は観客から見やすい位置にあり、射手の表情もよくわかります。
香南市夜須地区の氏子の中から射手は選ばれるのですが、全国的な少子高齢化の余波がこの地にも影響があり、年々射手のなり手が少なくなりつつあります。
そのため、行われる年によっては女性の氏子が射手として男性射手顔負けの腕を見せることもあります。
また初日には神事が行われ、静かにとり行なわれる儀式と、張り詰めた雰囲気の弓芸は対象的でもあります。
百手祭のようす
夜須八幡宮の百手祭に行ってきました。弓、矢、射法、すべて現代のものでした。弓はカーボン(グラス?)、矢は竹、立射は正面打起しで、五人立て近的の立射でした。但し、的は五人で1つでした pic.twitter.com/DxzZs93CZt
— 弓禅ー味 (@ArcheryInt) January 23, 2016
弓を射るようす
【高知新聞1月24日の朝刊から】
願い込め矢放つ 香南市で百手祭 高知県の三大弓神事の一つhttps://t.co/L0kXRPbB0R#高知新聞 #矢 #香南市 #百手祭 #弓 #神事 #夜須八幡宮 #お弓祭り #百手の祭り #無形民俗文化財 pic.twitter.com/ZgYq76ly5h— 高知新聞 (公式)Kochinews (@Kochi_news) January 24, 2018
夜須八幡宮の鳥居
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夜須八幡宮百手祭の混雑状況
百手祭の混雑状況は、それほどではありません。
しかし近くにある小学校の児童や、保育所、幼稚園の子供たちが見学に来る時は若干混み合います。
また矢道(射場と的の間)は東西方向に設けられており、社殿のある北側が比較的空いています。
ただ境内や付近に駐車場はありませんが、地元の人は参道沿いに車を停め徒歩で見学に訪れます。
まとめ
アドバイスとして、祭は平日に行なわれることが多く、付近の保・幼・小・中学校には駐車できません。
少し離れて(1km程)いますが、夜須公民館の駐車場に車を置き、散歩がてら訪れてみてはいかがでしょう。
また祭りならではの出店はありません。飲み物などは持参したほうが良いでしょう。