正社員で副業の申請をする!許可が下りる申請理由の書き方

本業があっても、経済的に不安定な人も多い今、副業が注目されています。

会社や職種によっては体力の問題や情報漏洩の恐れなどを理由に、副業を禁止とされているところもあります。

しかし、本業に影響がない範囲で、きちんと申請をすれが正社員であっても副業を認めている会社もありますよね。

副業をしたいと考えている方に、副業の申請をするときのポイントを解説していきたいと思います。

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副業や兼業の申請をするときの申請理由の書き方!

副業許可申請書を作成する

会社の就業規定で副業する際には許可が必要であることが明記されている場合には、許可申請書を提出する必要があります。

申請書のフォーマットが決まっている会社もあれば、自分で作成する場合もあると思います。

公務員の副業許可申請書がネットで公開されているようなので、自分で作成する場合は参考にできますね。

副業許可申請書では主に

①副業をする会社の名前
②業種や仕事内容
③副業をする時間
④雇用形態
⑤副業する期間
⑥副業をする理由
⑦副業しても本業に影響がないという誓約

という7つの項目の記載が必要になります。

副業をする理由を考える

副業許可申請書に記載する7つの項目で大事になってくるものが副業をする理由です。

副業する理由のほとんどが収入を増やしたいということだと思います。

しかし、それをそのまま記載してしまうと、今の会社の給料が低いから副業すると思われて、印象はあまりよくありません。

ストレートに伝えてしまうのは、あまり印象が良くはなりませんよね。

言葉はオブラートに包んで記載することをおすすめします。

たとえば「いろいろな経験をしてみたい」「副業をすることで本業のスキルアップを図りたい」など、副業をすることで本業にもいい影響を与えるということが伝わった方がいいと思います。

嘘の理由を記載するのではなく、嘘がない範囲で、言葉をオブラートに包んで記載しましょう。

許可が出そうな理由の書き方!ポイントについて解説

お金が必要であるという正当な理由をつける

先程、副業の理由に「お金が欲しい」とストレートに記載するのはあまり良くないと言いましたが、お金が必要な理由に正当性があれば、許可はおりやすくなります。

正当な理由とは例えば子どもの教育費です。

子どもを育てるのって、想像以上にお金がかかるんですよね。

特に受験生だったり、習い事に通い始めたりすると、出費は増えるばかりです。

家族のためにお金が必要であるという理由は、副業の許可がおりる最も良い条件になります。

なので、親の介護費用も正当な理由の一つになりますね。

介護が必要な状態になると、家をリフォームするお金が必要であったり、介護施設に入ったりするのにもお金がかかります。

子どもの教育費と同様、家族のための出費は副業をする正当な理由になります。

もう一つが、資格の取得やスキルアップするための費用です。

具体的には、本業に生かせるような資格を取るための学費や通信講座の費用、もしくはスキルアップのためにパソコンの機材を購入するなどです。

副業をすることで勉強や仕事をする環境が整えば、本業にもいい影響を与えることができます。

そのことが伝われが、副業も快く許可してくれるのではないでしょうか。

本業との相乗効果を伝える

副業の許可を得るには、企業視点で考えてみてください。

企業が副業を禁止する理由は、本業への影響が考えられるためです。

副業を始めたばかりに本業がおろそかになる可能性があれば、副業を認めることは会社としてできません。

また、本業と競合するような同業の副業や、会社のイメージが低下するような公序良俗に反する副業も認められないでしょう。

副業をすることで、本業への支障はなく、むしろメリットがあることを伝えましょう。

会社としては社員が副業するのであれば、スキルアップすることや精神的な成長をしてもらえた方がいいと思うのは当然のことでしょう。

「副業を通じてスキルアップを図りたい」

「違う環境で別の仕事を体験することで視野を広げたい」など、

副業することで成長し、本業につなげたいという気持ちが伝われば、許可はおりやすいはずです。

嘘は書かない

嘘の理由で副業の許可がおりたとしても、その嘘はどこかで必ずバレます。

副業が軌道に乗ったからといって、会社の飲み会のときに本当の理由を言ってしまったり、副業で得た収入で高価なものを買って見せびらかしてしまったりと、嘘がばれてしまう機会はたくさんあるものです。

嘘がばれたとき、会社との信頼関係はなくなり、本業を続けづらくなってしまうこともあります。

嘘をついて副業を始めたとしても、後々後悔することにもなり得ますので、注意してください。

まとめ

副業を始める前には副業許可申請書の提出が必要ですが、紙面上で申請をするだけではなく、なぜ今副業をする必要があるのかを上司と直接話をすることも大切です。

副業をするのであれば、やはり会社との信頼関係がないと難しいです。

信頼関係があるからこそ、新しいチャレンジをすることを前向きに認めてもらえるのです。

また、副業を申請するタイミングも大切です。

多忙な時期に副業の話を出すことは、やはり反感を買ってしましますよね。

伝えられる環境がしっかり整っているタイミングで、申請をするようにしてください。

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