大切な家族の健康には出来るだけ気を配り、長生きしてもらいたいですよね。
毎日口にするドッグフードの管理も、ワンちゃんの健康のためにはとても重要です。
正しい保存方法を行い、ドッグフードの品質劣化を防ぎましょう。
ドッグフードの保存!真空や密閉、遮光できるストッカーでひと工夫!
ドッグフードのパッケージには、開封後は密閉できる容器へ入れ替えるよう明記されているものが多いです。
空気に触れると、ドッグフードは酸化・劣化してしまいます。
酸化すると風味が落ち、栄養が損なわれ、体調不良の原因になってしまいます。
保存容器にはさまざまなタイプがあります。
・真空タイプ
酸化を防ぐには、空気に触れさせないのが一番です。
真空にする容器や、専用のシートに入れて空気を抜きシーリングする「家庭用真空パック機」もあります。
・密閉タイプ
完全に空気を抜かなくても、密閉するだけで酸化のスピードは遅らせることができます。
蓋にパッキンが付いていたり、ボタンを押すことで簡単に密閉出来るタイプがあり、おすすめです。
・遮光
日光に当たると、ドッグフードの酸化はぐんと加速します。
日陰に置いておいても効果的ですが、しっかり遮光してくれるものを選ぶとさらに安心です。
可愛いイラスト付きのものや、スタイリッシュなディスペンサー型などもあります。
機能に合わせて部屋のインテリアに応じたデザインの物を選ぶのもいいですね。
ドッグフードの保存にペットボトルはダメ!NGポイントをリスト!
中には、ペットボトルでドッグフードを保存している人も多いかもしれません。
しっかりと洗浄し、適切に使用しているならそこまで問題はありませんが、次のNGポイントには注意しましょう。
・菌が繁殖しやすい
一度使用したペットボトルは、市販のペットボトルの状態よりも菌が繁殖しやすいです。
中でも、乳酸菌が入っていたペットボトルはわずかな洗い残しからでも、雑菌が繁殖してしまうので特に注意が必要です。
・洗いにくい
犬は緑茶や紅茶、ウーロン茶などに含まれるカフェインやタンニンを摂取すると中毒を起こす危険があります。
しっかり洗浄する必要があります。
ですが、ペットボトルは飲み口が小さく、隅々まで綺麗に洗うのは大変です。
・匂いが移る
犬種や匂いの種類にもよりますが、犬は人間の約1億倍の嗅覚があります。
そのため、ドッグフードにペットボトルのわずかな匂いが移ってしまい、食欲が落ちてしまう事もあります。
まとめ
ドッグフードは冷暗所で保存するのが理想ですが、冷蔵庫は止めましょう。
温度変化で発生する結露をドッグフードが吸収し、品質が劣化しカビが発生する危険があります。
大切なワンちゃんのために、ドッグフードは空気に触れないよう、しっかりとした保存容器にしまい、冷暗所で保存しましょう。