子どもがお箸を左手でもっていると、親としては気になりますよね。
和食は右利きの人に配慮したお膳の配置である場合があり、左利きだと何かと苦労するかもしれません。
そこで、お箸の持ち方を右利きに直すための方法や、おススメアイテムなど役立つ情報をご紹介します。
お箸の持ち方指導に悩んでいる方に!右利きの矯正にオススメの器具
右利きの方がいい理由
お箸の持つ手は、できれば右手がいい理由があります。
それは、和食を食べる時の配膳の位置です。
和食では、白ご飯と味噌汁というのが昔からの組み合わせになります。
その際のお膳の位置は、ご飯が左で汁物が右にくるように置かれます。
右手でお箸をもったときに、お茶碗がもちやすいようにした配置ですが、左利きの人には不便な場合があります。
なので、左利きでお箸をもつ癖がある人はなるべく右手で持つようにした方が食事のしやすくなるでしょう。
右利き矯正おススメアイテム
右利きに矯正するときには、自力でやろうと思ってもなかなか難しいものです。
そこで、メーカーから色々なお箸の矯正アイテムが出ているのでそれを使ってみるといいでしょう。
子どものお箸を正しい持ち方に矯正するおススメアイテムを3つご紹介していきます。
はじめてのおはし(コンビ)
ヒノキ製のお箸で、3ステップでお箸の持ち方を矯正できるようになっています。
リングに指を通して正しい持ち方で固定できるので、右利きに慣れていないお子様でも楽に正しい持ち方で持てます。
慣れてきたら、リングを外してトレーニングもできるので、段階を追って無理なく練習ができます。
子供用三転支持箸(イシダ)
こちらは指を通すリングではなく、お箸を持つ位置にくぼみがついています。
そのくぼみに添わせて指の位置を確認できるので、自然と正しい持ち方を練習することができます。
天然木を使った日本製のお箸なので、小さなお子様でも安心して使ってもらえます。
サイズも豊富なので、お子様の手に合わせたお箸を選べるのも魅力的です。
ちゃんと箸(イシダ)
こちらは、お箸を使うのに慣れてきた4~6歳くらいのお子様にぴったりのお箸です。
右利きに矯正しようと思うとお箸が交差してしまい、うまく持てないという子どもは多いです。
そこで、こちらのちゃんと箸はシリコンのサポートに指を添わせることで、お箸が交差することなくまっすぐに持つことができるようになっています。
サポート部分がリングではないので、指が入らなくなるという心配がないのもうれしいです。
お箸の矯正は練習あるのみ!教え上手な大人になろう
子どもにお箸の持ち方を矯正するときは、とにかく何回も正しい持ち方で練習して慣れることが大切です。
しかし、うまくできないからと言って叱ってしまうと、子どもはお箸を持つのが嫌になってしまいます。
お箸の練習は、子どものやりたいという気持ちを伸ばしてあげることが一番大事です。
できない場合は「がんばれ」と励まし、できた時には「上手だね」とおもいっきりほめて、子どものやる気を伸ばしてあげましょう。
最初は食べ物だと滑ってうまく掴めないこともあるので、スポンジを小さく切ったものでつかむ練習をしてみるのもいいでしょう。
教え上手はほめ上手です。
いっぱいほめてあげながら、子どものペースで進めていきましょう。
まとめ
子どもがお箸を正しくもてるようになるには、矯正アイテムを使うだけでなく、子どものやる気を伸ばしてあげることがとても大切です。
神経質にならずに、子どもと一緒に楽しみながらお箸トレーニングをやってみましょう。