大人の趣味の一つとしてや、お子さんの習い事として人気のあるバイオリン。
お子さんが習い始めて基礎知識を覚え始めたことによって興味が湧いてきた、なんて人もいるのではないでしょうか?
今回は、今更聞けないバイオリンの弦の呼び方から数え方までの初心者用バイオリン入門をご紹介していきたいと思います!
バイオリンの弦には名称がある?
まず、バイオリンの弦には、それぞれ名称があるのをご存知でしたでしょうか?
音が高い方から「E線(えーせん)」「A線(あーせん)」「D線(でーせん)」「G線(げーせん)」とそれぞれ名前があります。
この弦は素材が様々でガットやナイロン、スチール製のものもあります。
この呼び方、普段英語に慣れ親しんでいる日本人からするとA線をえーせんと呼びがちですが、あくまでこの表記はドイツ語での表記になりますので注意が必要です。
E線とA線で呼び間違うと全く意味が変わってきますので、間違えないように気をつけましょう。
ちなみにチューニングはネックにそれぞれ糸巻きがついていますので、それで調整していきます。
少し巻きすぎただけで音程が変わってきてしまいます。
最初の音程を合わせるまでに苦労するかもしれませんが慣れてしまえば簡単に音を合わせることができるようになります。
バイオリンの弦の順番の正しい数え方は?
さてここからはバイオリンの弦の順番の正しい数え方をご紹介していきたいと思います。
先ほど呼び方はご紹介しましたが、これは数字で表される場合もあり、これも全世界共通の数え方になります。
「E線=1弦」「A線=2弦」「D線=3弦」「G線=4弦」となります。
音が高い方からになりますので、真正面から見た場合、下から数えることになります。
ちなみに弦の種類として先ほどガットやナイロン、スチール製があるとご紹介しましたが、それぞれ違った特色があります。
・ガット
弦本来のスタイルとして古くから存在してきたものでしなやかで音が柔らかく温かみがでますが比較的価格が高くなります。
その上美しい音を奏でるには相応の技術が必要になりますので、初心者には向きません。
・ナイロン製
現代には多く弾きやすくて扱いもしやすいため人気があります。
ガット製余地も低価格で耐久性もあるため毎年各メーカーから新商品が出るほどで多くの人が利用しています。
・スチール製
安定性と耐久性が持ち味で金属の線になります。
ですので柔らかさは劣りますが音量は十分に出るものになります。
低価格で寿命が長く取り扱いしやすいため子供用のバイオリンなどに用いられることが多いです。
まとめ
いかがでしたか?
バイオリンをせっかくお子さんが始めたのだから、お母さん方も基礎知識はあってもいいと思います。
自分で弾かなくともお子さんとバイオリンについて語れる程度の知識を身につけて応援してあげましょう!