厄除けと厄払いと厄落としの違いって何?どんな意味があるの?

みなさん日々過ごしていて、本厄や後厄なんて言葉を聞いたことありますよね?

ある特定の年齢になると前厄本厄後厄と続く年が来ます。

それは男女によって年齢は異なるようですが、なんとなく「ああ、今年本厄の年なんだよなー」とかちょっとだけ気になりますよね。

でも厄除けとか厄落としとかなんの違いがあるのかって考えたことありますか?
今回はそんな3つの違いをご紹介します。

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意味を知って使い分けよう!厄除け厄払い厄落としの違いについて

さてまずはこの3つの言葉、「厄除け」「厄払い」「厄落とし」の違いについてご紹介していきたいと思います。

厄除け

基本的にお寺に出向き、祈願祈祷をしてもらうというものになります。

基本的にはお寺ですが一部神社で行なっていることもあるとのことです。

「厄除け」は災厄などの邪気が自身に寄り付かないようにするためのもので、あらかじめの予防や保険という意味があります。

厄年などに備えて厄除けをしてもらうというのもありますが、自分自身に悪いことが多く続いていたり、身内に災難が続いている時なども厄除けをしてもらうことがあるようです。

厄払い

こちらは主にお寺ではなく神社に出向き、祈願祈祷をしてもらうことを言います。

払いは「祓い」という字を使うこともあり、その意味合いは邪気や穢れを祓ってもらうということに繋がります。

これは神道に則ったお祓いで、厄除けと同じく厄年でない方も厄払いをすることがあるとのことです。

厄落とし

こちらはお寺や神社に頼るのではなく、自分自身で行うものになります。

これは自分の中で大切だと思っているものを落としたり、手放すことによって今後降りかかってくるであろう厄をあらかじめ落とすことを言います。

親戚や友人などに贈り物をしたり、よく言われている「出産することで厄落としをする」などもその一つの方法として存在しているようです。

よって「厄除け」「厄払い」に関していえば、お寺と神社のどちらでやるかによって呼び名が変わるだけで、行なっていること自体はあまり変わらないということになります。

どの呼び方の方法であっても、「災厄や邪気から自分自身の身を守るために祈願祈祷する」という意味では同じだということです。

ですので、自分のやりたいやり方で厄を落として行くのがいいでしょう。

必要な時に受けておこう!厄除け厄払い厄落としの時期とは?

さて、3つの違いについてご紹介してきましたが、ここからはそれをいつ受ければいいのかについてご紹介していきたいと思います。

まず、最初に厄年は男女で違うと書きました。

正確にいうと男性は4、13、25、42、61才が厄年。

女性は4、13、19、33、37、61才が厄年になります。

この中でも男性は42才、女性は33才が本厄とされています。

ちなみに厄年の数え方は普段の年齢の数え方とは違い、生まれた時に1才から始まります。

これが数え年と呼ばれるものになります。

そしてその数え方は年が明けたら誕生日関係なく取るものになりますので数え年の計算については間違えないように注意してください。

では、ここからが本題となりますが、厄払いや厄除けをいつ受けるのが正しいのでしょうか?

実際に決まりはありませんが、一般的に年が明けてから節分の時期までに受けるように神社やお寺では厄除け厄払いの祈願祈祷を積極的に行なっています。

ですので年明けに初詣にいった時に一緒に厄除け厄払いをする人が多いようです。

ですが、中には初詣にいけない人もいると思います。

そういう方は自分の都合がいい時に行くのでも構わないので、時間を作って行ってみるのもいいのではないでしょうか?

あと、厄年には本厄の前の年を前厄、本厄の後の年を後厄として3年厄年に悩まされます。

ですが、この3年毎年厄除け厄払いをしなければいけないのかというと、そうではありません。

本当は3年毎年やったほうがいいのかもしれませんが、忙しい人は難しいと思います。

一般的には本厄の年に厄除け厄払いをしている人が多いようですので、それも参考にしてみてはいかがでしょうか!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

厄年って大人になってからちょっと経ってくるものなので、子供の時は何も気にしなかったのにいざ厄年が近づいてくると妙に気になってきちゃいますよね。

これを機に自分の都合がいい日に神社やお寺に行って厄除け厄払いを頼んでみてはいかがでしょうか?

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