今の時代は、生き方も仕事も結婚も「こうしなくては」ということが少ないような気がします。
女性も仕事を一生していく時代になり、「生活のために結婚を」と思わなくても良い時代になりました。
女性も自由に人生を選べるようになってきたのです。
また、正社員として会社のために働かなくても、フリーターで好きな時に好きな仕事をして生きていくことも選択肢の一つになってきました。
そこで一生独身の女性がフリーターとして生きていけるのか、金銭的な面を中心に調べてみたいと思います。
「一生独身で生きていくこと」とは?
結婚していることと違うことはなに?
一生独身で生きていくことは、金銭的に結婚している人と何が違うのでしょうか。
一番違うことといえば、年を取った時、老後かもしれません。
年金生活になった時、自分だけでもらう年金と、結婚して旦那さんがいる人がもらう2人分の年金とは、かなり生活をしていく上では差が出ることになるかもしれません。
家賃や水道光熱費など、2人分よりは少ないものの基本料金があるため1人より2人のほうがかなり負担減です。
「フリーターで生きていくこと」とは?
次にフリーターで生きていくこととはどういうことか考えてみたいと思います。
一口にフリーターと言っても働き方にもよると思いますので、まずはフリーターとは何かを踏まえた上だ、反対にある正社員と比較しながら金銭的に見ていきましょう。
フリーターとは?
厚生労働省が定義では・・・・
- 15歳から34歳
- パート・アルバイトとして働いている人
- パート・アルバイトとして働く意欲のある人
しかし、今なお曖昧なところもあるようですね。
フリーターとして働くこと
正社員として働くことと、どう違うのでしょうか。
生涯賃金が違うといわれています。
細かく言うと、正社員は給料も少しずつ上がっていき、ボーナスもあったり退職金もあったりします。
福利厚生でいうと、正社員は家賃補助があったり、持株会などの財産形成のための補助があったりします。
こういった金銭面での違いが生涯賃金という計算上では違いが出てきてしまうのだと思います。
ただ、正社員と同じくらいの働き方をしていると、例えば年金については、国民年金だけでなく厚生年金も支払っていくことができ、将来の年金にプラスの金額が上乗せされることになります。
また、一定の条件がそろえば、雇用保険にも入れるので、失業した時も給付金がもらえるかもしれません。
もう一つ問題なのは、フリーターとしてずっと仕事があるかということです。
金銭的には正社員よりも少ないことは、当然わかっていてフリーターを選んでいる時点で覚悟はしているかもしれません。
ただ、ずっと同じ仕事を続けられるかがポイントです。
派遣切りや新しくなった法律では、3年までしか同じところにいられなくなったのは知っていますよね。
新たな場所が見つかるかという不安も出てきます。
パートも同じ場所でずっと働ければよいのですが、会社の都合で切られるのは、まずはパートからということも多いのです。
フリーターで働くということは、
- 給料の問題
- 年金の問題
- 仕事の継続性の問題
が挙げられます。
まとめ
フリーターのお金の面をいろいろな観点から見てきました。
給料という点では、専門職を持っている、例えば建築のCADができるとか、外国語の翻訳ができるとかなら問題ないでしょう。
ただ、会社の事務や工場のライン、または飲食店などでフリーターとして働いている場合は今まで見てきたような局面を考えなくてはならないと思います。
正社員だとしても今の時代は、同じ会社で定年まで終身雇用というのは少なくなっていることも考えると、それぞれの生き方になるのでしょうか。
高級なものや何不自由ない生活を望むのなら難しいですが、100円ショップなどうまく活用して選んでいける時代になったので、やり方次第で生きていけると思います。
何事も自分で納得して生きていくことが大切で、一生独身でもそれなりの自分の身の丈に合った生活を覚悟できるなら、フリーターでも大丈夫なのではないでしょうか。
どんな状況でも人生は考え方次第だと思うので、少し先のことを見つめながら楽しい毎日を送れるようにしていきたいですね。