サイズが指に合わなくなった、離婚をしたなど、様々な事情があって、もう使うことがなくなった婚約指輪。
引き出しの奥にずっとしまったままだったり、ただそのまま捨ててしまうよりは売却して有効に活用した方がいいですよね。
ここでは、実際の婚約指輪を売却する際の金額の相場や高く買い取ってもらうための注意点をご紹介します。
婚約指輪を売ってしまいたい、若しくは売ろうか悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
ダイヤの婚約指輪は、普通のダイヤよりも買収金額が安い?
婚約指輪や結婚指輪は他の宝石と比べても安く買い取られることもあるようです。
その理由は、日常生活の中で常に身に付けられるデザインでない場合が多いこと、買い取りをしたとしても求める人が少ないことが挙げられます。
よく考えると当然ですね。
使用済み、しかも離婚した人の指輪なんて価値はないのです。
しかし、全く価値がないということではなく、指輪の素材自体には価値があります。
また、ハイブランドでデザイン性があり、刻印もない指輪であれば買い求める人もいるかもしれません。
有名ブランドの指輪は評価が高く、高く売れる可能性もあります。
それに婚約指輪にはダイヤモンドなど大きめの宝石が付いているものが多く、特にダイヤモンドは大粒なものだと希少性も高くなり、高値で売却することも可能です。
実際の婚約指輪の買収金額の相場は?高く買い取ってもらうには?
婚約指輪の買い取り金額の相場
実は私自身、離婚経験あり、婚約指輪・結婚指輪ともに売却経験があります。
元々高価なものではなかったというのも理由の一つですが、婚約指輪と結婚指輪合わせて2万円程でした。
いくつか買い取り業者に相談し、一番高い金額が2万円だったのです。
正直、もう少し高く買い取ってもらえると思っていたので、少し残念な思いをした記憶があります。
婚約指輪の売却金額は、ノンブランドの指輪だと購入金額の約10分の1程度と言われています。
有名ブランドになると、買い取り価格はもっと高くなります。
具体的なブランド名を挙げると、ティファニーでは定価の20%~30%、ハリーウィンストンは定価の30%~40%と高い価格での売却も可能になります。
高く買い取ってもらう方法とは
せっかく婚約指輪を売るならやっぱり、少しでも高く売りたいですよね。
高く買い取ってもらう方法を3つに分けてご紹介します。
① 鑑定書、保証書を準備する
買い取り価格を少しでも上げるために一番簡単に準備できるものは保証書や鑑定書です。
家電を売るときでも説明書や保証書があるかで、買い取りの価格は大きく変わりますよね。
それと同じで婚約指輪も保証書や鑑定書がないと、査定評価は大きく下がってしまうことがあります。
ダイヤモンドの質を証明するためにも保証書や鑑定書はとても重要です。
それがない婚約指輪に関しては、ブランドや買い取り店によっては買い取りが不可となることもあるようなので、注意が必要です。
② 指輪をきれいにする
婚約指輪を少しでも高く売るなら、その保存状態はより良いほうがいいに決まっています。
そのために普段からこまめにお手入れをしておくことが大切です。
もちろん最初から売却するためにキレイに使うという方はいないと思います。
ですが、丁寧に扱われていたか、傷や汚れがどの程度あるかによって、買い取り価格も大きく変わってきます。
一番簡単にできるお手入れの方法としておすすめなのは、めがね拭きなどの柔らかい素材の布で軽くふくことです。
普段から磨いておくとよい状態を保てるのではないでしょうか。
汚れが目立つ場合には、お店で売ってあるジュエリー専用のクリーナーなども活用してみてください。
専用のクリーナーがなくても、中性洗剤をぬるめのお湯に少しだけ溶かして、クロスをそれにつけて磨くという方法もあるようです。
また、販売店や専門店で定期的にクリーニングしてもらうと、よりきれいな状態を保つことができるので、お勧めです。
きれいに磨いていても、消えない傷があれば買い取り価格は下がってしまいます。
普段から丁寧に使うことを心掛けたいですね。
③ 売却のタイミング
宝石や金属などの相場は毎日変動します。
数日でもその価格に大きな差が出ることがあるのです。
宝飾品の価値は景気に左右されやすく、株価が高騰して、好景気になると価格も上昇するのです。
世界的なイベント、例えばオリンピックや万博などがある年は経済が盛り上がり、買い取り価格も上がる可能性が高いです。
宝石や金属の相場の変動はインターネットでも確認できるので、売却する前にはチェックしておいたほうが良いですね。
まとめ
私が婚約指輪と結婚指輪を売る時には、自宅に出張鑑定してくれるところ、街の宝石買い取り専門店、チェーン展開している質屋など、いくつかの買い取り業者に相談しました。
少しの差かもしれませんが、業者によって買い取り価格には違いがあります。
なので、いくつかの買い取り業者に相談するのは大切だと思います。
また私自身、鑑定書は持っていきましたが、指輪の保存状態や価格の変動などは正直気にしていませんでした。
今考えると、もう少し事前に調べたり、準備しておけばよかったかなぁなんて思ったりもします。
そんな後悔をしないためにも、納得のいく価格で売却できるよう、ぜひ今回の内容を参考にしてみてください。