防災や防犯に役立つ雨戸。
その雨戸が不要な時にしまうために「戸袋」があります。
しかし、戸袋にスムーズに入らないときありますよね。
そこで、雨戸が戸袋に入らない原因を解説します。
ついでに、戸袋の掃除方法と注意点についても解説していきたいと思います。
雨戸が戸袋に入らない原因とは?
雨戸の収納にはコツがいる!
1枚目の雨戸はスムーズに収納できるのに、2枚目、3枚目は収納できないということはよくあります。
私も実家には雨戸が付いていましたが、収納するのはなかなか厄介なんですよね。
雨戸の枚数が多くなれば多くなるほど収納は大変です。
では、正しい収納方法について説明します。
まず1枚目の雨戸を戸袋に入れます。
そして、戸袋に入れた雨戸を戸袋の壁側に押し込みます。
そうすることで、次の雨戸を入れるスペースができるので、次の雨戸をそこに押し込みます。
この時、先に入れている雨戸を手で押さえて、極力まっすぐにしておくことがポイントです。
この要領で3枚、4枚と入れていくとスムーズに収納できます。
戸袋の中を確認しよう!
なかなか戸袋に雨戸が収納できないと思って戸袋の中をよく見てみると、何か物が詰まっていることがあります。
小さいお子さんのいる家庭では、積み木やビー玉が出てきたなんて話もあります。
中には鳥の巣ができていたという方もいるようです。
雨戸がスムーズに入らなくなった時には、無理やり押し込もうとせず、まず戸袋の中に何も詰まっていないか確認した方がよさそうですね。
戸袋の中って、普段気にすることないですよね。
でもこのように何かが挟まっているというケースは珍しくないようです。
また、室内のほこりやゴミ、髪の毛などがサッシのレール部分に詰まってしまうこともあります。
そのままにしておくと、サビや腐食の原因になってしまいます。
長く使い続けるためにも、戸袋もたまにはお手入れしてあげた方がいいです。
戸袋の掃除方法と注意点について解説!
戸袋の掃除方法
戸袋をきれいに掃除するには戸袋を外してしまいましょう。
上下のネジを取り外せは、戸袋は簡単に外すことができます。
①戸袋を外す。
②ほこりや落ちているものを取り除きます。
掃除機やモップ、捨ててもいい歯ブラシなどを使用。
③戸袋に水をかけて雑巾やスポンジ、若しくは窓用のクリーナーで磨いていく
汚れが酷い時には住宅用洗剤を使うと有効です。
④洗剤を全体にスプレーし、その上から水をスプレーします。
そのまま10分程置いて、柔らかいスポンジや雑巾でこすり洗いすると、よりきれいに掃除できます。
戸袋を外した方がいいと言いましたが、戸袋が外れない場合は、まず外側を先程と同じように、水をかけて磨きます。
内側は園芸用の散水ホースがあれば、戸袋を外さなくても掃除できます。
ホースは強めのシャワー、若しくはジェットに切り替えます。
そして水圧で戸袋の中のゴミや汚れをかき出します。
ただし、これは2階以上だと難しいですね。
戸袋を外せない場合でも、使い勝手のよさそうなブラシがあれば、水で流すだけではなく、洗剤を使ってこすりながら洗い流すことをおすすめします。
どうしても自分で掃除するのが難しい場合は、専門業者に依頼をするのもよいと思います。
戸袋を掃除する際の注意点
戸袋を掃除するときの注意点は3つあります。
・戸袋のネジが錆びて外れない
潤滑剤をネジにつけて、しばらく置くと外せます。
力を入れて無理やり外そうとすると、ネジ山がつぶれてしまうのでやめましょう。
・金属たわし、スチールウールなどでこすらない
表面が傷つき、塗膜がはがれてしまいます。
必ず柔らかいスポンジや雑巾などの不要な布を使って掃除してください。
・水洗いをした後は、水気を拭き取る
戸袋を掃除する際、これが一番重要です。
水気が残っているとサビのお原因になりますし、そこにゴミやほこりがたまりやすくなります。
拭き取っても完全に乾かせないこともあるので、晴れた日に掃除するのがおすすめです。
まとめ
いかがでしたか?
戸袋の収納は少しコツがいります。
それに定期的に掃除もしないと故障の原因になってしまいます。
普段の掃除は外側を簡単に拭き上げるくらいでいいでしょう。
今回紹介したような大きな掃除は年に1回~2回ほどで十分だと思います。
ゴールデンウイークや年末など、掃除する時期を自分で決めておくといいかもしれませんね。
自分で掃除するのが困難な時には、専門業者を頼るのもひとつの手です。
戸袋の中にゴミや物が落ちていないか定期的に確認してください。
そして、雨戸を長く快適に使い続けましょう。