クローゼットでカビが発生!?その原因と対処方法について

季節の移り変わりにクローゼットの中から去年来た服を出してみたらカビがびっしり!

「久しぶりに着ようと思った服がカビだらけでショック…」

なんて経験ありませんか?

服を収納するためのクローゼットはカビが大好きな環境です。

今回はクローゼットでカビが発生する原因と対処方法をご紹介します。

これを覚えてあなたのお気に入りの服をカビから守りましょう!

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クローゼットにカビが発生する原因とは?

カビが発生する原因は大きく分けて3つです。

湿気

カビはジメジメして湿度が高いところが大好きです。

クローゼットは構造上閉め切っていることが多く通気性が悪いため、湿気がたまりやすいです。

衣服をたくさんかけると通気性がさらに悪くなりカビが発生しやすくなります。

温度

温度が20〜30℃だとカビが繁殖しやすいです。

梅雨は湿度も高い上に気温も上がる時期なのであっという間にカビが広がってしまいます。

しかし、気温が低い冬でも結露により湿度が高くなることでカビが繁殖してしまいます。

気温が低いからといって油断は禁物です。

ほこり、皮脂汚れ

クローゼットの中は、湿気が高くなりやすく、栄養となるほこりや皮脂汚れも十分にある、カビにとっての最高の環境です。

クローゼットのカビの取り方と予防の仕方!

カビの取り方

①クローゼットの中のものを全て出します。

②カビの生えてる箇所に消毒用エタノールをスプレーで吹きかけます。

③最後に乾拭きして完了です。

エタノールはアルコール度数80%の状態が、1番殺菌力があります。

無水エタノールだと殺菌効果が薄いため、事前に80%に希釈されている消毒用エタノールを使いましょう。

もしエタノールを吹きかけてもカビが落ちない場合は、木材用のカビ取りスプレーがオススメです。

お値段は張りますが、木材に塗布しても素材が傷まないスプレーを選びましょう。

塩素系漂白剤を使ったカビの取り方

①塩素系漂白剤は肌への刺激が強く匂いもキツイです。

ゴム手袋とマスクは必ず着用してください。

②塩素系漂白剤をお湯で薄めます。

③タオルに染み込ませて拭き取ります。

④乾拭きして完了です。

塩素系漂白剤はお風呂用だと刺激が強すぎて色落ちする可能性が高いです。

台所用の塩素系漂白剤を選びましょう!

やってはいけないカビの取り方

掃除機でカビを吸い取るのは絶対にやめましょう。

吸い取ったカビの胞子が掃除機の中で蔓延し、部屋に掃除機をかけるたび、部屋全体に胞子を撒き散らすことになるからです。

またカビが取れないからといって紙やすりで削り取るのもNGです。

理由は、木材が削れて傷みますし、削られた木材の粉末に胞子が乗ってさらに広がる可能性があるから。

予防の仕方

カビを防ぐにはどうしたら良いでしょうか?

今回は5つの予防法をご紹介します。

服のかけ方

服をたくさんかけない

服をたくさんかけると通気性が悪くなります。

半乾きの服をクローゼットにかけない

半乾きの服は服そのものの湿気が高いのでカビの発症元になります。

着た服をそのまましまわない

一度着た服は人間の湿気、皮脂汚れ、汗が付着しています。

皮脂汚れはカビのエサになるので、こまめに洗濯をしましょう。

型崩れするのが嫌で洗濯をしない場合は、天日干しをして乾いてからクローゼットにかけてください。

換気の仕方

クローゼットの閉じたままだと湿気が高いままなので一日中2、3回クローゼットと窓をあけて換気しましょう。

窓は二箇所開けると空気の入り口と出口の流れができるのでおすすめです。

温度管理の仕方

冬はストーブやエアコンを使う際、クローゼットの中と外で温度差があると結露の原因になります。

暖房器具を使う時はクローゼットの扉を半分くらい開けておくと結露の発生を防ぎ効果的です。

除湿剤を作る

除湿剤をクローゼットの中に置くと湿気が吸収されます。

もちろん市販のものでも結構です。

ただ、ご自宅に重曹があれば、コストもかからず自分で簡単に作れるます。

作り方はタッパの7割くらいまで重曹を敷き詰めます。

その上から薄い布で覆い、ゴムで縛って完成です。重曹には吸湿効果があります。

湿気は下に溜まりやすいので、除湿剤はクローゼットの下に置きましょう。

扇風機や除湿機を使う

除湿剤だけでなく、扇風機や除湿機を併用すると効果的です。

梅雨のジメジメする日は扇風機を当てたり、除湿機を稼働させることでカビの発生率は劇的に下がります。

まとめ

クローゼットのカビができる原因と対処と予防の仕方についてご説明しました。

原因となる湿度、気温、皮脂汚れ、この3点を意識することでカビは防ぐことができます。

カビを取り除く際は、肌への刺激が強い成分を使うため、マスクとゴム手袋をつけて気をつけて作業しましょう。

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