エアコンは現代では必須の家電。
居心地の良い空間を作ってくれるものですが、高い場所に設置してあることもあって意外にお掃除手抜きしがちです。
でも実はエアコンフィルターって結構汚れているものです。
お部屋の空気を取り込んでそれを快適 温度に調節してくれているのですから、フィルターは埃だらけになってしまいます。
最新のエアコンだとフィルターの自動お掃除機能付きというものが多くなっていますが、買い替え るにはなかなか高価なもので、そうそう最新に変えることもできません。
またお掃除業者に頼むという手もありますが、それもやり方が分からなかったり大丈夫な業者はどこなのか不安だったり、費用がかかったりで二の足を踏みがちです。
フィルターに埃が詰まっているとダニやカビの発生と部屋への拡散の恐れもあります。
それにエアコンの機能が低下して電気代も余計にかかることにも。
自分で手軽にお掃除できないものなのか考えてみましょう。
エアコンフィルターの掃除!油汚れがひどいなら重曹やアルカリ洗剤!
エアコンフィルターのお掃除は基本フィルターを取り外してシャワーで埃を洗い流し、しっかり乾かすだけで良いのです。
ですが、台所など油汚れが付きやすい場所に設置してあるものだとフィルターも油汚れがひどくなります。
そうするとシャワーで流すだけでは汚れはとれにくくなります。
そんな時はまずは重曹を試してみましょう。
重曹は炭酸水素ナトリウムといい、ドラッグストアでも手軽で安価に手に入ります。
食品添加物にも使われるものですので、心配せずにお掃除に使えます。
重曹スプレーを作りましょう。
重曹1:水2の割合で混ぜてスプレー容器に入れます。
これだけです。
これを外したフィルターにかけておいてしばらく置きます。
汚れが重曹水で浮いてきたらブラシなどで優しくこすり、シャワーで流してしっかり乾燥させます。
重曹でも落ちない汚れは市販されているエアコンフィルターお掃除用の酸性、中性、アルカリ性などの洗剤をつかいましょう。
ここではアルカリ性洗剤を使ってのお掃除を説明します。
アルカリ性洗剤は化学変化で頑固な汚れも劇的に落としてくれます。
ただし洗浄能力が強いので、アルミ・すず・亜鉛などは腐食しやすいですし、皮膚に付着してしまうと薬品やけどをしてしまうこともあります。
エアコンの金属部分に触れないように注意しながら薬液をフィルターにかけてしばらく置き、ブラシで汚れを浮かせてシャワーで綺麗に流しましょう。
乾燥させれば終わりです。
エアコンフィルターが破れてもフィルターだけ交換できる!
エアコンのフィルターは古くなってくると破れやすくなります。
ちょっとした破れならば補修材を使ったり、ガムテープで穴をふさいだり、薄いプラ板を熱溶着でネットに付けるなどの方法で補修すすることも可能ですが、耐久性には問題があります。
一番良いのは、メーカーに問い合わせてフィルターを購入することです。
型番が廃番になったものも中にはあるかもしれませんが、まずはメーカーに問い合わせてみましょう。
まとめ
新しいエアコンを購入したり、業者を雇って洗浄してもらったりと方法はあります。
日々使うエアコンですから、フィルターの掃除はこまめに行って気持ち良い空気を維持したいですね。