カーペットの掃除で掃除機を使わずにキレイにする3つのカーペット掃除の方法

部屋の掃除機をかけるついでで、カーペットにも掃除機をかける人は多いでしょう。

しかし、掃除機をかけるだけでは、カーペットは完全にキレイになったとは言えません。

掃除機は、表面に付いたゴミやほこりなどを取ることはできますが、汗や皮脂汚れ、シミなどはとれませんよね。

また、掃除機をこすり付けるように掃除することで、表面のゴミを、カーペットにこすり付けたりする原因にもなってしまいます。

掃除機を使わずに、カーペットを手軽にキレイにするための方法を紹介していきましょう。

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カーペット掃除の方法その1:セスキ炭酸ソーダ

一般的には、「セスキ」と略して呼ばれることの多いセスキ炭酸ソーダが、カーペットの掃除にはとても効果的です。

セスキ炭酸ソーダは、アルカリの性質を持つ製剤なので、汗や皮脂などの酸性の汚れに対して、絶大な効果を発揮します。

使用するときは、まず「セスキ水」を作成しましょう。

セスキ炭酸ソーダ小さじ1:水またはぬるま湯500mlの対比で作成します。

作ったセスキ水は、空のスプレーボトルに詰めてください。

セスキ水スプレーを、カーペット全体に満遍なく振りかけ、約30分~1時間後に水で固く絞った雑巾で全体を拭きあげます。

シミなどの目立った汚れのある場合は、汚れの部分にセスキ水を吹きかけ、雑巾で叩き拭きを行ってください。

この時に、汚れの部分をこすってしまうと、汚れを周りに広げてしまいかねないので、注意しましょう。

拭きあげが終わったら、外で天日干しをするか、室内で陽の当たる風通しの良い場所で干して、十分に乾かしてください。

カーペットが湿ったままでは、カビや異臭の原因となってしまいます。

また、カーペットを日光に当てることで、殺菌効果も得ることができるのです。

セスキ炭酸ソーダは、強いアルカリ製剤なので、肌の弱い人は、ゴム手袋を装着して取り扱うことをおすすめします。

カーペット掃除の方法その2:クイックルワイパー

クイックルワイパーといえば、床掃除をするための道具だというイメージがある人が多いでしょう。

床用のものとは別で、布やカーペット用のクイックルワイパーも発売されているのです。

カーペットにも使えるクイックルワイパーを使うことで、他の道具や洗剤を使わずとも、カーペットをキレイにすることができます。

忙しくてカーペット掃除には、ほとんど着手できないという人におすすめの方法です。

カーペット用のクイックルワイパーは、ウェットシートタイプとなっています。

シートでカーペットの表面を拭くことで、カーペットに付いた汗や皮脂を取り除き、一緒に髪の毛などの細かいゴミもからめとってくれるのです。

除菌・消臭効果も付いた商品もあるので、雑菌対策も一緒にしたいという場合にも良いでしょう。

セスキを使った掃除方法よりも、コストがかかってしまうところが、人によってはデメリットと感じることもあります。

しかし、今回紹介する方法の中で、最も手軽な方法なので、試す価値はあるかと思います。

カーペット掃除の方法その3:スチームクリーナー

スチームクリーナーを使った掃除の方法は、カーペットのダニや雑菌を確実に取り除きたいという場合におすすめです。

掃除するときは、スチームクリーナー、掃除機、乾いた雑巾2~3枚を準備してください。

では、スチームクリーナーを使った掃除の手順について説明しましょう。

① カーペットに掃除機をかけ、大まかなごみやほこりを取り除きます。
② スチームクリーナーで、カーペットにスチームをゆっくり当てます。
サッと短時間当てるだけでは、ダニや雑菌を死滅させることができないので、時間をかけてスチームを当てましょう。
③ スチームを当て終わったら、乾いた雑巾で拭いてください。
この時に、雑巾に汚れが付着しなくなるまでしっかり拭いてください。
④ 外で天日干しをするか、室内で陽の当たる風通しの良い場所で干して、十分に乾かしましょう。
カーペットが湿ったままでは、新たな雑菌を繁殖させるきっかけになります。
⑤ カーペットが乾いたら、掃除機をもう一度かけ、ダニの死骸などを吸い取ります。

以上で、スチームクリーナーを使った掃除は終了です。

スチームは、約50度以上の高温の水蒸気を、カーペットに当てることになります。

火傷には十分に注意をしてください。

50度以上の高温は、ダニや雑菌を死滅させることが可能な温度です。

50度以上の高温を当てるなら、乾燥器をかけるという方法もありますが、カーペットの種類によっては、乾燥機をかけられないものもあります。

乾燥機がかけられない場合に、この方法は最も効果的です。

しかし、カーペットの素材によっては、スチームがダメなものもあるので、洗濯表示をチェックしてから行うようにしてください。

まとめ

掃除機を使う以外にも、カーペットを掃除する方法はたくさんあります。

掃除方法によっては、面倒だと思うものもあることがありますが、自分のライフスタイルに合った掃除の方法を見つけてみてください。

自分に合った掃除の方法を、定期的に実践することができれば、カーペットを清潔でキレイに保つことができます。

気持ちの良いカーペットで、ゆっくりとくつろいでみてはいかがでしょうか。

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