春は出会いと別れの季節…春を一つの節目として、引っ越したり、一人暮らしを始めたりする方も多い時期と言われています。
そんな、人の移動が多い春は、毎年ニュースでも取り上げられるように『黄砂』が中国から飛来するため、とても『ほこりっぽい』季節でもあるんです。
そんな、『屋外に飛来しているほこりや黄砂』を家にいれないための大事な建具が『網戸』なんです!
この記事では、せっかくの新生活をスッキリさわやかに始め、それを維持していくために大切な『網戸のお掃除方法』についてご紹介いたします!
網戸掃除の頻度と簡単なお掃除方法とは?
網戸掃除はどれくらいの頻度でやっていますか?
こう尋ねられると、2週に1回、1か月に1回、半年に1回、年末の大掃除の時に1回…と様々な意見が出されます。
中には『汚れたなと感じたらそのときにささっとやってしまう』とか、『台風など天候が悪かった日の後に』など、こまめに、また不定期に掃除している方もいらっしゃったり、『引っ越してから1度もやっていない』『もう何年も…』という方もいて、どうしても後回しになってしまうお掃除場所といえます。
実際のところ、どれくらいの頻度でお掃除するのがいいのでしょうか?
網戸掃除のベストタイミングとベストシーズンとは?
個人的に調べてみたところ、意外に思われる方も多いかもしれませんが、『網戸掃除はカラッと晴れた日ではなく、雨上がりや曇りの日』がベストだそうです。
理由は、『乾燥しているとほこりが落ちにくくて掃除がしづらい半面、少し空気が湿り気を含んでいるくらいだとほこりが取れやすい』んだそうです。
そして、網戸掃除をする際はどうしても『窓を解放する』という作業もつきものですから、当然、風が強い日は避けましょう。
網戸のお掃除どころか、家じゅうのお掃除をする羽目になってしまいます…。
また、網戸掃除のベストシーズンも挙げられていたので、少しご紹介しますと、『梅雨明け』の時期がベストシーズンなんだそう。
梅雨明けの時期と言えば、春の花粉や黄砂が舞う季節が過ぎてから、窓を開けて涼しい風を部屋中に取り込みたい夏の前。
このタイミングで網戸をしっかり掃除しておけば、春のうちに網戸に付着した花粉や黄砂といった、アレルゲン物質なども含んだほこりをスッキリさせて、夏には何の心配もなく窓を開けて気持ちいい風を部屋中に取り込むことが可能です。
また、網戸掃除のベストシーズンはもう1つあって、それは夏の終わり、秋の初めころもいいんだそう。
暑さが和らぎ、少し涼しくなってきたくらいで、しかし寒すぎず乾燥しすぎてもいない時期なので『冬や年末の大掃除シーズン』よりはかなりほこりが取れやすい時期と言えます。
網戸をお掃除するときには、この『年2回』のベストシーズンに注目して準備してみてはいかがでしょうか?
網戸掃除の簡単なやり方のポイントは『つけたまま』!?
さて次に、実際の網戸掃除の方法について調べてみましたので、そちらもご紹介したいと思います。
多くの人が、網戸掃除に対してのイメージとして『やり方が分からない』『外すのが大変』『面倒』というイメージを抱いているようです。
しかし、実は網戸掃除は『つけたまま』でも十分に掃除ができるし、じゅうぶんきれいになるということでした。
これから、私が調べた中で「これは簡単だ」と感じた3つの方法をこれからご紹介していきます。
網戸掃除を簡単に!定番の3つの方法ですっきりキレイ!
1つ目の方法として、『特に汚れているところは歯ブラシでこすり、あとはぞうきんでささっとふきそうじ』という方法があります。
お掃除の定番グッズである『歯ブラシ』と『ぞうきん』を使うという『定番中の定番』の方法です。
こちらの方法では、特に専用の洗剤などを用意する必要もなく、歯ブラシを少しぬらしておいて目立つ汚れをこすって落とし、ぬれたぞうきんで他の目立たないけど汚れている部分をサッとふくだけなので、とても簡単でコストもかかりません。
2つ目の方法として、『掃除機でほこりを吸い取る』という方法もあるようです。
こちらは、掃除機の吸引力で網戸の表面にくっついているほこりを吸い取ってしまうという、至ってシンプルな方法として挙げられていました。
特にほこりが取れるやり方としては、掃除機でほこりを吸い取る外側に新聞紙をくっつけ、内側から新聞紙と網戸を吸い取るようにして網戸に掃除機をかけると、効果的なんだそうです。
こちらの方法も、どのご家庭にもある掃除機を使った方法ですし、洗剤も使わず、ほんのわずかな電気代だけで簡単にお掃除ができてしまいます。
3つ目の方法として、『百均で売られている網戸専用のお掃除便利グッズを活用』するという方法があります。
百均といえば、日常生活のふとした瞬間にあれば助かるような、さまざまな『便利グッズ』が安価で手に入るという魅力があります。
その百均では、様々な種類のお掃除グッズが売られていますが、なんと『網戸専用』のクリーナーがあるとのこと。
コロコロローラーのような形をした網戸のお掃除シートや、ペットボトルの飲み口に装着して使用する『ブラシとじょうろが一体化』したような網戸掃除グッズまで、いろいろな趣向を凝らした網戸専用のお掃除グッズが販売されています。
値段も百均ですからとても安価ですし、『専用グッズ』ということもあって汚れが落ちないわけがない。
先ほどご紹介したように、網戸のお掃除頻度は『年2回』程度ということですし、百均に足を運んだ際に購入しておいて、家のメンテナンスグッズコーナーに入れておくこともぜひ検討してみてください!
まとめ
今回は、『面倒』『大変』という先入観が邪魔をしてあまり気が進まない、網戸のお掃除について取り上げました。
取り外す必要もなく、また家にあるもので、また安価に手に入る『専用お掃除グッズ』を使うことで、意外と簡単に、手軽にお掃除できることが分かりました。
これから春が終わって夏が来ます。
網戸掃除のベストシーズンがそろそろやってきます。
これを機に、今までやったことがなかった網戸掃除もやってみて、今年の夏をスッキリと、さわやかに迎えてみるのはいかがでしょうか!