皆さん、掃除はお好きですか?
好き、という方、嫌いで苦手、という方、いろいろな方がいらっしゃると思います。
「掃除は好きでこまめにする」という方もいらっしゃるかと思いますが、そういう方でも、「毎日のお掃除ではフォローしきれない場所がある」と感じていらっしゃる方も多いと思います。
その「あまりこまめにお掃除できない」場所の中でも、この記事では『毎日見ているはずだけどあまりお掃除しない場所』としてよく挙げられる『網戸』のお掃除方法について特集してみます。
特に、『開けられない、取り外せない』場所の網戸のお掃除方法と、これから夏に向けての、網戸の虫対策について、調べてみました。
網戸掃除は重労働?取り外せない網戸はどう洗えばいい!?
家の中には、いろいろな場所に『網戸』があります。
リビングや洋室の窓に取り付けられている、可動式の網戸から、トイレやお風呂などの窓に取り付けられていて、固定してあって取り外せない状態になっている網戸まで、実に様々です。
網戸のお掃除方法は意外と簡単で、屋外でシャワーの水とブラシでこすり洗いする方法、掃除機でほこりを吸い取ってからぞうきんでふきあげる方法など、実はいろいろ、簡単な方法が紹介されています。
しかし、それらの『簡単』な網戸のお掃除方法の手順には、まず一番に『網戸を取り外します』という工程があることにお気づきでしょうか?
つまり、網戸を簡単に掃除するためには、まず大前提として『取り外せる』かどうかが大きくかかわるということです。
では、『取り外せない』網戸をお掃除するのは難しいことなんでしょうか?
取り外せない網戸の代表パターン
ひとくちに『取り外せない網戸』といっても、いくつかのパターンがあります。
ひとつめに、『防犯用の格子が取り付けられており、取り外すのに困難を極める』パターンがあります。
ふたつめに、賃貸マンションなどで2階以上に居住しており、外そうと思えば外せるけれど、万が一落としたりした場合の危険性が高すぎる、という場合。
どちらの場合でも、網戸の掃除を難しくするほかに、「もう掃除するの大変だからいいや」と思ってしまうような状況と言えます。
そんな場合でも、網戸のお掃除をすることは可能なんでしょうか?
取り外せない網戸のお掃除のまさかのアイデア
取り外せない網戸をお掃除する方法、実は意外なアイデアで商品化されているものがあるんです。
それは、『マジックテープで網戸のネット部分だけをサッシ枠にくっつけるタイプ』の網戸。
マジックテープで貼り付けているので、「汚れてきたな」と思ったらベリベリッとネット部分だけをはがして、洗うだけ。
とてもシンプルで、簡単に網戸のお掃除ができるアイテムです。
洗う際にも、お風呂やベランダなどの水が使用できる場所に持って行って、水や洗剤をつけてスポンジやブラシでゴシゴシこするだけで簡単に汚れが落ちます。
その後、しっかり乾燥させて、または水分をふき取って、元のマジックテープにくっつけるだけ。
とても簡単で手入れしやすい網戸として、とても話題になっています。
網戸掃除の重要ポイント、網戸に虫を寄せ付けないスプレーの作り方!
次に、網戸掃除のハードルを高くしている原因のもう一つの部分を取り上げたいと思います。
こちらは特に女性が嫌うポイントで、ズバリ『網戸の虫対策』についてです。
網戸は、家の外から家の中にほこりなどを入れないようにしながら、家の中の空気を入れ替えるためのものですが、家の外から入ってくるものの中には、ほこりだけではなく『虫』『害虫』もいることにお気づきでしょう。
ふと、窓を開けて網戸を見ると、また網戸のレールのところを見ると、いつの間にやら家の中に入ってこようとして力尽きた虫の死がいがたくさんたまっていて、鳥肌がぶわっと…なんていう経験、皆さん一度はしたことがあるかと思います。
そういう虫の死がいを掃除するのは、とても気持ちがいいものではありませんから、『ああ、見なければよかった…』と深く後悔した経験もおありかと思います。
網戸に虫が寄り付かない、万能の防虫スプレーをご紹介
『網戸VS虫』という悩みを抱えた方はたくさんいます。
そのため、市販品でもたくさん、網戸に虫が寄り付きません!というキャッチコピーで発売されている商品がたくさんあります。
市販品では、ホームセンターやスーパーなどの殺虫剤コーナーに置かれていたり、お掃除グッズコーナーに置かれている場合もあるようですので、ぜひ探してみてください。
また、「化学薬品を使ったスプレーは抵抗がある」「小さい子供がいるからなるべく自然のもので…」「スプレーした時の化学薬品の匂いが気になる」という方に向けて、化学薬品を使わない方法で作れる防虫スプレーのレシピもありましたので、こちらでご紹介いたします。
オーガニック防虫スプレーのポイントは『香りと刺激』!
準備するものは、精製水(普通の水でもOK)、ハッカ油、空のスプレーボトルの3つです。
精製水、ハッカ油は、ホームセンターに行くと容易に手に入りますので、ぜひ探してみてください。
作り方はこちら。
空のスプレーボトルに、精製水(または普通の水)を200ミリリットルほど入れます。
そこに、ハッカ油を20滴ほど入れて、スプレーボトルをしめて、水とハッカ油を振り混ぜて『ハッカ水』が完成します!
これだけです。
水と油なので、放っておくと分離してしまうので、使う際にはよく振ってから網戸にスプレーします。
ハッカ(ペパーミント)の刺激と匂いで虫を寄せ付けなくなるという仕組みのスプレーで、虫よけの効果は『ハッカの香りが無くなるまで続く』とのこと。
ちなみにこちらの『ハッカ水』は、網戸だけではなく、人の身体にも使える『万能虫よけスプレー』ということで、様々な用途に使用できそうです。
この『ハッカ水スプレー』ですが、二つ、注意点があります。
一つ目に、レシピでもご紹介したとおり、『水』と『ハッカ油』を混ぜただけのもので非常に刺激が強いため、スプレーしたものが顔にかかったり目に入ったりしないように注意すること。
二つ目に、小さい子供やペットには『ハッカ』の刺激が強すぎるので、なるべく小さい子供やペットがいない時にスプレーするか、スプレーする回数を減らすことがおすすめです。
まとめ
今回は、取り外せない網戸のお掃除方法と、網戸に虫を寄せ付けないための『防虫スプレー』の作り方についてご紹介しました。
取り外せない網戸=洗えない、網戸に虫が寄ってきてしまうのは仕方がないから対策もしない、と思ってしまうより、せっかくなら家のすみずみまできれいな状態に保っておきたいですよね?
少しのアイデア次第で、生活がとても簡単になり、メンテナンス作業もシンプルになりますので、お掃除でもいろいろなアイデアを試しながら楽しく生活していきましょう!