換気扇のお掃除を楽にしたい…換気扇のほこりを楽々除去する方法!

みなさんが住んでいる家には、たくさんの設備が備わっています。

それらの設備を長く、正常に作動させるために欠かせないのが『メンテナンス』の作業。

プロの方、業者の方に依頼するものから、その家に住んでいる人が各自で掃除しメンテナンスできるものまで様々です。

今回は、あまり頻繁に掃除しないために見落としがちだけど、毎日の生活に欠かせない、換気扇のお掃除方法について取り上げてみましょう。

この記事では、特に『ほこりがたまりやすい換気扇』のお掃除方法についてご紹介します。

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換気扇のお掃除方法とは?漂白剤ですっきりキレイに!

家の中でほこりがたまりやすい場所と言えば、棚の上や家具の隙間などがよく上げられますが、実は、トイレ、お風呂、リビングなどの換気扇にもほこりがたまりやすいんです。

『換気扇』というだけあって、部屋の中の空気を循環させるための装置なので、そこにほこりがたまってしまっていては、空気の循環が悪くなり、匂いや湿気がこもる原因になってしまいます。

また、部屋の中の空気を入れ替えるはずが、換気扇の中にたまったほこりがパラパラ落ちてきて空中に舞ってしまい、余計に空気が汚れてしまっては、換気扇の意味がありません。

それでは早速、ほこりっぽい場所の換気扇のお掃除方法を詳しくご紹介していきましょう。

換気扇のほこり除去掃除に使うアイテム

まず初めに、換気扇のほこりを掃除するために準備する基本アイテムは、こちらの6点セット。

マスク、新聞紙、ゴム手袋、掃除機、ウエットティッシュやぬらしたぞうきん、歯ブラシ。

マスク、新聞紙、ゴム手袋は、必ず必要というわけではありませんが、掃除する際にマスクをしておけば、ほこりを吸い込んでしまわないで済みますし、ゴム手袋をしておくことで肌荒れを予防できます。

また、掃除する場所に新聞紙をしいておくことで、掃除している間に落ちてきたほこりの後片付けがとても楽になります。

掃除機はほこりを吸い取るために、ウエットティッシュやぬらしたぞうきん、歯ブラシは細かい所のほこりをふき取ったりかき出したりするのに便利です。

実際の作業手順と所要時間、頻度について

アイテムが準備できたら、実際の作業に取り掛かります。

換気扇とはいっても、キッチンの換気扇とは違って、主な作業としては『ほこりを除去する』だけになりますので、作業はとてもシンプルです。

まず、安全のために換気扇のスイッチを切り、完全に換気扇が止まったことを確認してから、換気扇のカバーを外します。

外したカバーの外側と内側にたまっている大きなほこりを掃除機で吸い取り、掃除機で取り切れない小さなほこりや、細かい所についているほこりは、歯ブラシでかき出したり、ウェットティッシュやぞうきんでふき取ったり、水洗いしたりして取り除きます。

外したカバーは、換気扇本体の掃除をしている間に乾かしておきます。

次に、換気扇の本体の掃除について。

こちらも、大きなほこりを掃除機で吸い取ってから、掃除機で取り切れなかった小さなほこりや細かい所のほこりを、歯ブラシでかき出したり、ウェットティッシュやぞうきんでふき取って取り除きます。

この際、トイレの換気扇の場合であれば、市販されているトイレ用のウェットタイプのお掃除シートでふき取ってもオーケーです。

その後、乾かしておいた換気扇のカバーを戻して、お掃除完了です。

作業手順もやり方もシンプルなので、10~15分ほどあればすべての作業が終わります。

あまり掃除しない場所ですが、月1回くらいのペースで、思い立った時に掃除してしまえば、毎回のお掃除も手早く、楽に済ませられます。

また、普段から『ほこりがたまってきたな』と思った時に、こまめにサッとふき取っておくというのも一つのポイント。

それも面倒な場合、換気扇フィルターを使うという方法もあります。

換気扇フィルターは、カバーに貼り付けるだけのものが多く、汚れてきたらはがして捨てて、新しいものを貼っておけばオーケーです。

しっかりお掃除したい場合は漂白剤でつけおきが効果的!

ほこりっぽい場所にある換気扇のお掃除は、ほとんどの場合、先ほどご紹介した手順で取り除くことができます。

しかし、どうしても汚れが気になる場合や、お掃除と一緒に除菌・殺菌もしたい場合に効果的な方法として、『漂白剤でつけおき』という方法もあります。

先ほど説明した手順のうち、カバーの掃除をした後に、台所や洗面所などの大きめのシンクなどに50~60度くらいのお湯をためて、お湯の中に漂白剤を投入、そこに漂白剤のカバーを全部がしっかりひたるように入れて、5~10分ほど放置します。

時間が経ったら、よく洗い流してから、細かい部分は歯ブラシやスポンジなどを使ってすすぎ洗いして、しっかり乾かして、カバーを戻してお掃除完了です。

漂白剤を扱う際には、破れにくくしっかりした素材のゴム手袋をつけて作業しましょう。

また、できれば2か所以上のドアや窓を開けてしっかり空気を循環させ、作業スペースに空気がこもらないようにすることも大切です。

また、漂白剤カバーの材質によっては、アルミ製品など漂白剤を使用できないものもありますので、注意が必要です。

漂白剤のパッケージなどに必ず使用上の注意点が明記されていますので、作業に取り掛かる前にそれらをよく読み、細心の注意を払って作業を行うようにしましょう。

換気扇をしっかり掃除したい場合のファン外し方と掃除方法

次に、年末の大掃除などで『中のほうにたまったほこりもしっかり掃除したい』という場合や、先ほどのお掃除方法ではほこりが取りきれなかった場合のお掃除方法も、こちらでご紹介します。

内部ファンの掃除方法と注意するポイント

換気扇のカバーを外し、カバーのほこりを掃除するところまでは、先ほどご紹介した手順と同じです。

次に、『換気扇の中にあるファンを外して丸洗い』します。

だいたい、換気扇のファンはネジで壁に固定されているものが多いので、ドライバーを用意してネジを外すと、中のファンをまるまる取り外すことができます。

ここで注意点がひとつ。

設置されている換気扇によって形状に多少の違いがあり、ネジを外すだけでは取り外せないもの、外しにくいものなどもあります。

自分で無理に外そうとするのが危険な場合もありますので、どうしても不安であれば、取扱説明書を読んでメーカー各社が指定しているメンテナンス方法をしっかり確認するか、無理に自力でやろうとせずに専門の業者に依頼してお掃除してもらうことも選択肢の一つとして覚えておきましょう。

外したファンをみて、簡単に取れそうな場所のほこりを取り除き、汚れているようであれば中性洗剤をつけて歯ブラシなどでこすってから流水ですすぎます。

ここでも注意点がひとつ。

中のファンを取り外した際、モーターなどがついていないかどうかよく確認して、もしついているようであれば、故障の原因となりますので水洗いは控え、大きなほこりや細かい場所のほこりを取り除くだけにしておきましょう。

それでもほこりや汚れが気になる場合は、専門の業者に依頼してプロにお掃除してもらうことも検討できます。

その後、しっかりと乾かしてから元の場所に戻し、カバーを取り付ければお掃除完了です。

まとめ

いかがでしたか?

毎日生活していると、どうしても知らない間に発生してしまうほこり。

あまり意識していなくても、そのほこりがたまりやすい場所である換気扇をしっかり掃除しておくことで、家の中の空気もきれいな状態に保てるということが分かりました。

また、日ごろの心がけや少しの工夫があれば、年末の大掃除などで本格的に掃除するときでも、少しでも楽に済ませられるということも分かりました。

『塵も積もれば山となる』といいますが、小さなほこりの積み重ねではなく、小さなお掃除の積み重ねで、毎日を清潔に、健康的に過ごしていきましょう。

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