横綱の引退の条件ってどんなとき?横綱の全てがまるわかり!

日本で昔から人気のスポーツ、相撲。

力士同士の力強い闘いは毎回見応えのあるものばかりで楽しませてくれますよね。

日本人が心から愛する相撲について知りたい方も多いはず。

今回は横綱の引退条件についてあまり知られていないと思いますので、こちらを詳しくご紹介していきたいと思います!

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横綱は引退するときに退職金がもらえる?

横綱含め、力士が引退する際には退職金が支払われるのはご存知でしょうか?

十両以上の力士は引退した時には退職金として力士養老金勤続加算金が支給されます。

これを受け取る資格者として

  • 横綱や大関、三役は昇進後に1場所を全勤
  • 他幕内や十両は在位連続20場所以上、または通算25場所以上在位

という条件がつきます。

ちなみに除名処分を受けた場合には退職金は一切支払われないそうなので、力士にとって除名処分とはいかに重い処分かということがわかります。

力士養老金、勤続加算金は、それぞれ各地位ごとに金額が決まっています。

力士養老金

横綱がもらえる額はなんと1500万円だそうです。

すごい金額ですが、そこまで観客を楽しませてきた実績がありますので納得のいく金額なのではないでしょうか。

勤続加算金

これは横綱として引退するまでに各地位にどれだけ在位して、どれだけ場所に出たかによって金額が変わってくるようです。

例えば、平成31年に引退した稀勢の里は横綱12場所、大関31場所、関脇・小結22場所、平幕20場所、十両3場所で合計2635万円の勤続加算金となるそうです。

横綱は1場所50万円、大関は1場所40万円と基準額がありますので、長く居ればいるほど金額は上がっていく仕組みのようです。

それだけ体を酷使する仕事ですので、こちらも納得のいく金額だと思います。

横綱の引退は年齢で勧告されることもある?

まず、基本的に横綱の引退について明確な基準はありません

しかし場合によっては横綱審議委員会から引退勧告を受ける場合があります。

この基準は休場が多かったり、横綱としての品格を疑われる場合、成績不振によって横綱にふさわしくないと判断された場合です。

よって幾つになったら引退を勧告されるという明確な基準はありませんが、引退の1つの原因として多いのは年齢による体の限界というものになるそうです。

早くて怪我などで20代のうちに引退してしまう力士もいれば、40代になっても第一線で活躍する力士もいます。

ですので、引退を勧告される場合はあくまでも横綱になってからの成績や振る舞い方によってという事が多いようです。

まとめ

いかがでしたか?

毎場所白熱した闘いを繰り広げてくれる力士の方々、そしてその中でも威厳のある横綱の引退に関して詳しくご紹介してきました。

一番一番の勝負も大事ですが、どれだけの期間力士として観客を沸かせてくれたかということも大事になってくる事がわかりました。

これからの相撲に対する見方もまた一層深くなる事でしょう!

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