普段運動をする機会が少ない方が急に運動を始めると起こりやすいのが筋肉痛です。
筋肉痛になった経験がある方なら分かると思いますが、辛いですよね。
この記事では筋肉痛のときの対処法などについてまとめてみました。
スクワットで筋肉痛になったときの対処法!太ももの回復方法とは?
そもそも筋肉痛とはなぜ起こるのでしょうか。
昔は疲労物質である乳酸が溜まりすぎて起こると考えられていました。
現代では、筋肉を過度に動かしたときに生じる筋線維の損傷による炎症が原因で起きていると考えられています。
筋線維とは筋肉を構成する非常に細い細胞で、運動などで繊維が損傷すると、それを修復し、少しずつ太くなっていきます。
これが筋肉の大きくなる理由です。
筋肉痛になってしまったときの対処法がいくつかあります。
しっかり睡眠をとる
身体の疲労回復に一番効果的なのが睡眠です。
睡眠中に分泌される成長ホルモンが筋線維の回復に必要になります。
深夜12時前には眠りにつき、7~8時間の睡眠時間を確保しましょう。
栄養を摂取する
筋肉を構成するたんぱく質や疲労回復の効果がある栄養を摂取しましょう。
・たんぱく質
主に筋肉を構成している栄養素です。
肉、魚、大豆、卵、乳製品に多く含まれています。
ただし高カロリーになりやすく、脂肪分も多いので摂りすぎないように注意しましょう。
・ビタミンB1
ビタミンB1は疲労回復に効果があると言われています。
豚肉、鶏肉、レバーに多く含まれます。
・クエン酸
お酢や柑橘系の果物に多く含まれます。
スクワットで筋肉痛にならないために!ストレッチを取り入れて!
筋肉痛にならないようにするための工夫も必要です。
・運動後にアイシングをする
アイシングには炎症を抑える効果があり、炎症による痛みを出にくくすることができます。
アイシングは運動直後から72時間効果があると言われています。
冷やしすぎは凍傷の危険があるので、1回15~20分を目安にし、1日3~5回程度行うと効果が高いです。
・ストレッチする
運動後は筋肉が固くなり、血行が悪くなります。
血流が悪いと筋線維に酸素や栄養素が行き届かなくなり、筋肉痛が長引きます。
ストレッチをして血流を良くすることで、回復を早めることができます。
・お風呂で温める
ストレッチと同じで、温めることで血流を促進します。
ただし運動直後にお風呂に入ると血流が皮膚表面に集まってきてしまうため、逆効果になってしまいます。
運動後、数時間たってからの入浴をしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
筋肉痛はなった人にしか分からない辛さがあります。
ぜひ参考にしてみてください。