これから美容師を目指している方は美容師の給料がどれくらいなのか、気になりますよね。
美容師の給料は安いと聞くけど、実際のところどれくらいなのか、昇給はあるのか、などが重要なポイントです。
美容師の給料や、美容院に就職してから昇給させてもらうにはどうすれば良いのか見ていきましょう。
美容師の給料は高い?年齢や役職によって変化する!役職別年収表!
美容師の給料は仕事のハードさに対して安いと言われています。
事前に金額を把握しておくことで、実際に美容師として働く際の目標や将来設計の指針にしましょう。
平成27年賃金構造基本統計調査によると、美容師の平均年収は260万円、平均月収は約21万円となっています。
美容師は残業や練習などがあるので、営業時間外のサロン滞在時間も含めて時給換算するともっと低い数値になります。
しかし、年齢やそのサロンでのポジションによっても給料は変動します。
20代の平均年収が男性211万円、女性205万円、30代の平均年収が男性310万円、女性265万円、40代の平均年収が男性342万円、女性260万円となっています。
もちろん地域やサロンによっても変動しますが一般的な基準はこのような形になっています。
また、ほとんどのサロンでは美容師にランクがつけられています。
サロンによっても名称は変わりますが、一般的には「アシスタント」→「ジュニアスタイリスト」→「スタイリスト」→「トップスタイリスト」→「経営者・オーナー」、というようなランクになっています。
このランクに応じて給料が変動します。
また、多くのお店では歩合制が取られている場合も多いです。
アシスタントの時は固定給になっているけど、スタイリストになってから歩合給になり、人によっては月給50万円を超える高収入を得る人もいます。
美容師の給料が一番安いのはアシスタント!売れるための努力は必要!
先にお話しした通り、美容師としての給料が一番安いのはアシスタントです。
早く給料を上げるためにはアシスタントからスタイリストにどれだけ早く上がれるかが勝負です。
ちなみに、アシスタントでもヘアケア商品などをシャンプーやブローの際に売ることができたら、その分給料がスタイリストよりも高くなる場合もあります。
そういうコミュニケーションや営業に優れた方は、スタイリストに上がるのが早い傾向があります。
では、具体的にアシスタントがスタイリストになるためにはどのような過程を経ないといけないのでしょうか。
アシスタントと言っても、サロンの規模によって業務内容やスタイリストになるまでの期間は違います。
もちろんアシスタント1年目の人ともうすぐスタイリストデビューできる、という人との間にもそのような差はあります。
アシスタントの仕事は、主にシャンプーや掃除などの雑用業務から始まり、お店の開店前や閉店後にカットやパーマ、カラーリングについて習います。
そうしてようやく、各サロンのスタイリストの基準を満たせば晴れてスタイリストデビューできます。
しかしここで注意して欲しいのは、早くスタイリストになることが必ずしも良いとは限りません。
スタイリストになってからは自分のファンづくりをしないと給料は上がりません。
事前にサロンの情報をよく調べ、自身の目指すべき美容師像に当てはまるようなところで働けたら良いですね。
まとめ
美容師は安月給と言われることが多いかと思います。
それは長時間労働や、福利厚生が整っていない場合があるからです。
しかしスタイリストとしての技量を高めることができて、自身のファンを増やすことができれば、そして良いサロンを選ぶことができれば、必ずしもそうとは限りません。
事前の情報収集や目標設定はとても大事です。
どうなりたいか、から逆算して就活に挑むといいと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。