最近売れてきているのが非接触型の体温計です。
寝ている赤ちゃんや、じっとしていないお子様の体温を測るのは大変!
試しに使ってみたいけれど、安価ではないので気軽には購入に踏み切れない!
という人は案外多いかもしれません。
一般的な体温計と比べてどのくらい違うのでしょうか?
体温計の非接触型とは?価格も比較!
非接触型の体温計とは、おでこ用・こめかみ用などがあります。
おでこなどから出る赤外線量を計測して表面の平均温度を外気温に応じて舌下温に換算して表示する仕組みになっています。
赤外線と聞いて怖いイメージを持った方もいるかもしれませんが、本体から赤外線を出すわけではありません。
体の中で血液が流れる際に発生する赤外線を感知するというものです。
直接肌に触れることがないので、感染などの心配もなく、消毒も不要!
体温だけではなく、外気温や物の表面温度を測ることができるものもあります。
赤ちゃんの沐浴やミルクの適温など、育児の「大変!」をサポートしてくれる優れものですね。
保育園などの施設によっては、毎日体温を測定する決まりがあったりしますが、元気な子供をじっとさせておくのは本当に難しいです。
脇での実測式体温計だと10分以上、予測式でも1~2分かかりますが、触れることなくサッと測れるのはうれしいですね。
この便利な体温計、お値段もピンからキリまでとなっています。
安いもので2千円くらいから、高いものになると2万円以上します。
大体の商品は5千円~1万円程度です。
一般的な実測式や予測式体温計は千円~、耳式体温計は2千円~となっています。
商品を選ぶ際は、口コミなども参考にしてから決めたいところですね。
体温計の非接触型は正確に測れるの?
長いものでもわずか2秒で測れる非接触型の体温計。
売り文句からは便利さしか見えませんが、正確さはどうでしょう?
精度はおおむねどのタイプも±0.1~0.3程度となっています。
実測例を見ても数値にそれほどの違いはなさそうに見えますが、完全に信用できるとまではいえません。
測る位置のズレなどにより正確に測れていないこともあるのも事実のようですね。
赤ちゃんや子供の場合、測った数値より「いつもと違う」という感覚の方が正しかったりします。
通常時、平熱を測るものとしては十分なものではないでしょうか?
数値は低かったけれど様子が…という場合は、実測式や予測式で測りなおしてみることをお勧めします。
まとめ
非接触型の体温計について説明しました。
まだまだ開発途中ともいえるものではありますが、日々の手間を少しでもなくしてくれる便利なものには違いありません。
更なる進化が楽しみでもありますね。