睡眠をする上で欠かせない枕。
今ではオーダーメイドで自分の理想の枕を作ることが出来るように素材や高さ、また大きさなど選択肢もたくさん。
さらにそれだけでなく中材にも色々な種類のものがあります。
そんな枕ですが、みなさんはどれぐらいの頻度で洗っていますか?
まめに洗っていてもカバーだけの人もいるのでは?
今回は、枕の洗い方。
その中からプラスチックパイプの洗濯方法にフォーカスしてご紹介したいと思います。
プラスチックパイプの場合の洗濯方法をご紹介!
プラスチックパイプとは枕の中材の種類の1つ。
ポリエチレンパイプと覚えている人もいるかもしれません。
このプラスチックパイプは、よく使われている素材です。
この素材が好まれる理由は
・通気性がよく不快感がない
・劣化しにくく耐久性がある
・低価格でお手頃
・洗濯&天日干しができる
が挙げられます。
さてプラスチックパイプが洗濯出来ると分かったところで洗濯方法のご紹介に移りたいと思います。
まず、洗濯する前に枕の洗濯表示の確認をしてください。
プラスチックパイプ枕は手洗いでも洗濯機でも洗うことが可能な素材ではありますが、洗濯などについての説明が書いてあるはずです。
プラスチックパイプ:手洗い編
【用意する物】
・バケツ
・お湯(40℃)
・洗濯洗剤
【洗い方】
①バケツにお湯(40℃)を用意
水やでも大丈夫ですが、お湯の方が皮脂汚れなど取れやすいです。
②枕からプラスチックパイプを取り出しバケツに入れる
③洗濯洗剤を少量加えてかき混ぜましょう。
よくかき混ぜることがポイントです。
④30分ほどつけ置き
⑤すすぎ洗い
洗剤が残らないようにしっかりとすすぐことが大事です。
プラスチックパイプ:洗濯機編
①枕カバーを外す
②洗濯機に入れる
洗濯機へは側生地ごと洗濯ネットに入れると洗濯ネットにプラスチックパイプを出して入れるの二通りがあります。
ここで注意することがあります。
洗濯機の中でプラスチックパイプがバラバラになってしまうことのないようにしっかりと枕のファスナーもしくは洗濯ネットを閉めておきましょう。
最悪の場合、洗濯機の故障の原因にもなってしまいます。
③洗濯
洗剤を入れて「ドライコース」や「手洗いコース」などの水流が弱いコースで洗いましょう。
④脱水
汚れが気になるときの対処方法はこれ!
洗うタイミングにもよりますが、汚れがひどいときもあるかもしれません。
そのときはこのように対処するようにして下さい。
①40℃のお湯に小さじ1杯分の重曹を入れる
②1時間つけ置き
③2・3回すすぎ水分を出したら枕カバーを外し、洗濯機で洗い脱水
生乾きの臭いが気になるときの対処方法はこれ!
せっかくキレイになったのにプラスチックパイプに溜まった水が乾かず生乾きになり臭くなっては元も子もありません。
そのときはこのように対処するようにして下さい。
①40℃のお湯に酸素系液体漂白剤を入れかき混ぜる
②1時間つけ置き
③軽くすすいで洗濯機で洗い脱水
プラスチックパイプ枕の洗濯後の乾かし方!確実に乾く方法について
プラスチックパイプの洗濯は比較的簡単にできます。
問題なのは乾かすこと。
これが少し手間なんです。
なぜか?…それはプラスチックパイプの形状にあります。
ストローを細かく切ったようになっているため筒の中に水が残ってしまうからです。
プラスチックパイプを側生地に入れたまま干すこともできます。
しかし1日中天日干しをしても全然乾いていないなんてこともあるくらい乾きにくいです。
なのでプラスチックパイプのおすすめの干し方は、平干し。
しかしここでもまた問題が…想像しているよりも意外と枕の中に入っているプラスチックパイプの量は多いんです。
それらをすべて平干しすると場所をとってしまいます。
そんなときはネットに入れる方法をおすすめします。
スーパーや100円ショップで売っている魚や野菜を干すものでOKです。
それでも1~2時間に1回はパイプの向きを変えるために振ったり動かしたりすることを忘れないようにしましょう。
また乾燥機を使える枕であれば活用するのもいいと思います。
まとめ
枕は顔や頭の汗や皮脂などで思っている以上に汚れやすいモノです。
そのため枕カバーは、こまめに洗っているという人は多いと思いますが、枕本体までは手が回らず洗ったことがないという人も多少なりともいると思います。
プラスチックパイプ枕をお持ちの人は紹介した方法を元にぜひ洗ってみてください。
そしてキレイになった枕で快適な睡眠ライフを送って下さいね。