弔電を送ることになったが、どうしたらいいのか分からないという事はありませんか。
「いつまでに送ればいいの?」
「自宅に送ってもいいの?」
そんな弔電の基礎的な疑問について、まとめてみました。
弔電の送り方!宛名は喪主!名前が分からなければ「遺族様」宛!
弔電とは、お通夜・お葬式・告別式に参列出来ないがお悔やみの気持ちを伝えたいという時に送る電報の事です。
いくつか基本のマナーがあります。
いつまでに出すべきか
弔電はお通夜・告別式の席で読み上げられるのが一般的でるため、お通夜が始まる2~3時間前までに出すのが望ましいです。
遅くても告別式までには出しましょう。
訃報を知り、参列が出来ないとなったら、すぐに弔電の手配をするといいです。
弔電が間に合わない
訃報を知るのが遅く、告別式にも弔電が間に合わないようなら、遅れても失礼になるため出さない方がいいです。
どうしてもお悔やみの言葉を伝えたいなら、電話で伝えるといいでしょう。
弔電の宛名
弔電の宛名は故人ではなく、たとえ面識がなくても喪主にするのが一般的です。
しかし喪主の名前を知る方法がない場合には、「◯◯家 御遺族様」でも大丈夫です。
弔電の送り先
弔電は、お通夜・お葬式・告別式を行う場所宛に送ります。
自宅で執り行う場合には自宅に、斎場の場合は斎場に送ります。
斎場に送る場合には、【◯◯斎場 気付 △△(喪主名)様】と書きましょう。
弔電の送り方!個人や喪主が仕事関係なら会社名や役職を入れよう!
故人が会社関係者であった場合や、故人の喪主が仕事関係者であった場合は、弔電の差出人に会社名や役職名を付けるのが一般的です。
【会社名 役職名 部署 名前】の順番で記入します。
会社全体で送る場合には、【会社名 社員一同】となります。
会社名は略さずに正式名で書き、間違いなどがあっては失礼にあたるので十分注意しましょう。
会社名が複雑な場合には、読み仮名を付けて送ると、遺族や斎場の方で調べる手間が省けます。
相手が会社関係者で、差出人欄に会社名を記入するなら、高い役職が付いた人の名前で出すのが多いです。
現場監督や役職のついていない会社員名で出す事はあまりありません。
宛名(喪主名)には会社名などは記入する必要はありません。
まとめ
会社に勤めていると、弔電を出さなければいけない場面も多くなります。
弔電は、受け取る遺族にとって励ましや支えになります。
どうしても参列が叶わない場合には、きちんと最低限のマナーを守って出しましょう。