日本の冬は空気が特に乾燥する季節ですよね。
そんなとき加湿器が大活躍しますが、使い続けていると汚れが目立つようになり、ひどくなると臭いの元になることもあります。
この記事では加湿器の掃除の仕方についてまとめてみました。
加湿器の掃除はクエン酸！洗剤の代用として超簡単に使える！
加湿器を掃除する上で最もやっかいなのが水垢です。
水垢とは、水の中に含まれるミネラル分が濃縮した白い汚れのことで、硬くこびりついてしまうので、こするくらいでは落ちません。
加湿器の中でも常に水に浸っているフィルターに水垢が付きやすく、放っておくと加湿効果が弱まる原因にもなります。
この水垢はクエン酸を使うと簡単に落とすことができます。
水垢はアルカリ性の汚れで、それに対しクエン酸は酸性です。
そのためクエン酸を使うことで中和され、汚れが柔らかくなる特徴があります。
強くこすらなくても簡単に水垢を落とすことができます。
クエン酸を使う時は、塩素系の洗剤と一緒に使ってはいけません。
クエン酸とアルカリ性の塩素系洗剤が混ざると有毒ガスが発生するので注意してください。
また、金属部分にクエン酸が付着するとサビの原因になります。
酸性であるクエン酸は金属を溶かしてしまうためです。
加湿器の掃除でクエン酸がないなら重曹でも大丈夫！
重曹は弱アルカリ性の特性を持っていますが、研磨作用があります。
この作用によって白く固まった水垢を落とすことができます。
これに加えて重曹にはカビや嫌な臭いを除去する消臭効果があります。
カビや嫌な臭いの成分は酸性であることが多いので、重曹を使うことで臭いを取り除いてくれる効果があります。
重曹を使う時は必ずゴム手袋などを使用してください。
弱アルカリ性の成分なので、長時間素手で触れていると皮膚を溶かしてしまいます。
また研磨作用があるため、こすりすぎると素材を傷つけてしまうことがあります。
様子を見ながら少しずつ行うと良いでしょう。
まとめ
いかがでしたか。
意外と面倒な加湿器の掃除ですが、身近にあるものを使えば簡単にキレイに掃除することができます。
今回はクエン酸と重曹を紹介しましたが、他にも効果があるものがあるはずです。
しかしどんな良いものでも注意が必要な点がありますので、使用上の注意をよく読みながら気持ちよく掃除してください。
