弔事はいきなりやってくるもの。
準備万端迎えるなんてとんでもない、でもやっぱりいきなりのことでどうしたら良いか分からない。
そんなあなたの疑問に答えます。
タンスに眠っていた喪服の着物をクリーニングに出すと、いったいどれくらいかかるのか見ていきましょう。
喪服は高い?クリーニングっていくらかかるの?
着物は縫い目をほどいて全てのパーツをバラバラにする「洗い張り」が正式な洗濯の方法です。
これは専門の技術が必要となるため、基本的に専門家のいるクリーニング店に依頼をしましょう。
適切なケアをすることで何世代にもわたって着ることができるのが、着物の良いところです。
しかし、その料金は一律ではありません。
もちろん業者やメニューによる違いもありますが、着物の違いにも大きく左右されるからです。
一口に着物といっても、夏物は裏地にない単衣、冬物は裏地のついた袷という作りの違いもあります。
さらには生地や織物の種類によっても分類されます。
うーん、難しいですね。
お店によっては着物とだけ設定している場合もありますし、細かく設定しているお店もあります。
洋服よりも高額となる場合が多いので、安ければよいとはいきませんね。
あくまでも値段の目安ですが、喪服の場合は7,000円~9,000円くらいはかかるものと考えておきましょう。
さらに、着物をクリーニングに出す際には染み抜きのオプションは必須です。
喪服の着物は特殊な織物を利用した高級品が多いので、小さなシミでも放置できません。
染み抜きの料金相場は1㎝以内の小さなもので1,800円程です。
これらの料金がプラスされることも考えておきましょう。
時間がない!準備が遅れたときの喪服のクリーニングを急ぎでお願いするには
着物を丸洗いする場合は通常3週間ほどかかります。
着物の状況によって変化するため、急ぎの場合は業者と要相談となることが多いようです。
全国対応の着物宅配クリーニングを行っている業者もあります。
急ぎという場合はまず相談してみてください。
喪服の出番ですからそんなに待てるわけがありませんよね。
そこら辺の事情もしっかりと伝えましょう
どれくらいの期間で仕上げることが可能なのか、まずは相談です。
まとめ
喪服のクリーニングにはおよそ7,000円~9,000円。
期間は通常3週間、急ぎなら各業者に相談するのがオススメです。
喪服の出番なんていつになるか分からないものですよね。
いつであってもドキッとして慌ててしまうものですが、頑張って乗り切りましょう。
着物はしまう前にしっかりとクリーニングして、次の出番がいつ来てもよいようにしておくのが大切です。
そうすることで、いざというときに慌てることなく対応することができますね。