お風呂掃除の中で見落としがちなのが水垢や石鹸カス。
私もカビ掃除ばかり気にして、つい水垢の掃除を忘れてしまいます。
浴槽が何となくざらついていたり、壁に白くこびりついていたり…
放っておくとしっかりとこびりついていて、こすってもなかなか落ちないしつこい汚れになってしまいます。
今回は水垢や石鹸カスの掃除方法を教えます!
お風呂の白い汚れの正体はーの水垢と石鹸カス!
先ほど言ったように、お風呂に白くこびりついている白い汚れは水垢や石鹸カスからなるものです。
石鹸カスは流れずに残ったシャンプーや石鹸のカスの汚れです。
水垢は水道水の成分である、4大ミネラルといわれるカルシウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウムが乾燥して固まってしまったものです。
水には溶けなく、こすってもなかなか落ちないので、いつもの中性洗剤を使った掃除方法ではなかなか汚れは落とせません。
水垢と石鹸カスを取るにはクエン酸
基本的な掃除方法
水垢はアルカリ性の性質を持っています。
ですから、酸性であるクエン酸を使うのがおすすめです。
クエン酸とは柑橘類の成分から作られているので安全性の面ではとても使いやすいです。
小さいお子さんがいる方は洗剤を使うよりクエン酸のほうが安心できますよね。
クエン酸をどのように使うのかというと、水に溶かして水垢が気になる部分につけます。
この時に、キッチンペーパーなどを上からしみこませ、さらに上からラップを乗せてフタをするとより浸透し、汚れが落ちやすくなりますよ。
そして1時間ほど放置してから仕上げにスポンジで軽くこすったら完了です。
クエン酸を水に溶かした後、霧吹きに入れたものを作っておくと使いたいときにすぐ使えるのでとても便利ですよ。
浴槽のざらざらが気になるときは、水をためてそこにクエン酸を溶かして放置し、洗い流しながらスポンジでこすってください。
この時に洗面器や浴槽のフタなども一緒に付け込んでおくと効率よく掃除できると思います。
クエン酸を霧吹きに入れたりするのがめんどうな方は100円ショップにクエン酸水を霧吹きにいれたものが売っていますので探してみてください。
粉のもあります。
洗剤よりも安く手に入るのがポイント高いですよね。
しつこい汚れの時
どうしても汚れがしつこいときは酸性の洗剤を使うと良いと思います。
強力な酸性の洗剤ですので汚れも良く落ちます。
水垢が気になるところに吹きかけて、10分から15分ほど放置してから水でよく洗い流してください。
こちらもキッチンペーパーなどでフタをしてしみこませてあげると効果がぐっと上がると思います。
こちらはクエン酸とは違って強い洗剤ですので必ず換気扇をつけたり窓を開けたりし注意して行ってください。
それと、皮膚にあたるとよくないので、手袋も忘れずにつけてください。
重曹をつかった掃除方法
重曹は、酸性ではないので汚れを溶かすことはできませんが、重曹の研磨剤効果を利用して、汚れを削ってきれいにすることができます。
おすすめの方法は、重曹を水と1:1で混ぜてペーストを作ります。
そうしたら、ラップを丸めたものにつけてこすり、さっと流すだけです。
重曹も100円ショップに売っていますし、気軽に買うことができます。
部分的な掃除
部分的な水垢の掃除に役立つものを紹介します。
1つ目はダイヤモンドをガラスや鏡専用に特殊加工し、ウレタンにくっつけてあるものを使います。
100円ショップで買えて、鏡に張り付けておけるので気が付いたときにすぐきれいにすることができます。
洗剤を使う必要もなし、そこまで強くこすらなければ、粒子が細かいので傷もつく心配はありません。
2つ目はとにかく万能なメラミンスポンジです。
私はこのメラミンスポンジが大好きで日ごろから使いまくっています。
こちらもまたまた100円ショップに売っています!
手順はメラミンスポンジに水を含めてこするだけです。
どんな汚れもしつこいものでなければ大体これで落とすことができます。
瓶に詰め替えて洗面所に収納しておけばお風呂に入る際に1つ取ってささっとこするだけでいいのです。
ちなみに私はお風呂も洗面所もフローリングも靴のゴムの部分もなんでもメラミンスポンジを活用しています。
メラミンスポンジは、水垢汚れ、油汚れ、黄ばみ、土などに効果があります。
木などには使えませんが、本当にいろいろな場所に使えるのでぜひ一度買ってみてください。
まとめ
いかがでしょうか?
お風呂の水垢や石鹸カスは使うものさえ分かっていればさほど面倒な掃除ではありませんよね。
ですが普段から、お風呂から出る前に浴室全体をシャワーの水で流した後水滴をタオルなどで拭けば、水垢はほぼでないし、石鹸カスも出にくくなります。
お風呂に入った際にひと手間を加えるだけで日々の掃除は確実に楽になります。
毎日清潔なお風呂に入れば心も体も気持ちがいいですね。