ベランダやバルコニーは外部の土埃や排気ガス、雨による汚れなどの影響で汚れやすい場所ですが、毎日掃除するという方は少ないのではないでしょうか。
我が家も4年同じマンションに住んでいますが、一度も本格的な掃除をしたことがありませんでした。
子供が小さく窓に興味が出てきたので窓掃除のついでにベランダ掃除も行うことにしました。
今回は私が行った方法をご紹介したいと思います。
ベランダ掃除をする時に砂が固まっている場合
ベランダを長期間掃除していないと、排水溝をつたうための溝に黒い砂のかたまりがこびりついていることがあります。
水で流しただけでは明らかに取れなさそうな汚れです。
試しに水を付けたブラシでこすってみました。
意外と取れますが、汚れが広がったような感じでキレイにはなりません。
うちはマンションのため大量の水を一気に流すとお隣さんや下の階の方に迷惑がかかるのではないかと思いなるべく最小限の水で掃除したいと思っています。
本当は一気に水を流して汚れをきれいさっぱり流したい!と思っているけど、現実は無理、このギャップがベランダ掃除を遠ざける一因ではないかと思っています。
ハイ、いいわけですね、まめに掃除している方は掃除してますものね。
そんなことを思いながら、まずは汚れをどう落とすか考えました。
ほうきで掃いてみました。
ちなみに、うちにあるほうきは学校で使うような立派なものではなく、100円均一で売っているちりとりとセットになった小さな卓上用のものです。
これで2LDKのベランダを掃くことを考えると面倒ですぐに止めてしまいました。
ちりとりで砂ほこり取ってごみ箱に捨てるのも面倒です。
そこで、便利だったのが新聞紙です。
小さくちぎった新聞紙を濡らしてベランダにまきます。
必ず濡らしてくださいね、でないと風で飛んで行ったり余計仕事増えることになりかねませんので。
濡れた新聞紙を端からザーっと集めます。
これだけです。
すると濡れた新聞紙が汚れを吸着して取ってくれます。
この方法だとちりとりで集めた埃をごみ箱に捨てる工程もありませんし、ちりとりから埃がこぼれてもう一度集め直すなんてこともありません。
新聞紙を捨てるだけです。
これは新聞紙のインクに含まれる油分が埃や砂を吸着してからめ取ってくれるからです。
この方法である程度キレイになったベランダですが、こびりついた砂の後はまだ残っています。
水が流れる溝の部分に一層濃い色をしたコンクリートの箇所がありました
よぉく見ると少し緑掛かっています。
なんと苔?カビ?のようなものが生えていました!
ベランダ掃除で苔が生えている場合の除去方法
北側のベランダで日当たりが悪く、水に濡れた状態が続いていたためか、苔が生えてしまっていました。
北側の部屋は洗濯を干すこともないため、日常ではあまり使うことのなかったベランダなので余計に気付きませんでした。
苔なんて掃除したことない・・・と絶望して、あまり使うことないし、見なかったことにしようかなと諦めかけました。
しかし、子供たちの寝室は北側の部屋なため、暑い時は窓を開けていることもあります。
小さい子供が緑に興味を持って触ろうとしたら大変ですし、苔の生えたベランダから入る風を部屋に取りこむのはなんだか気持ちがよくないです。
苔はカビと同じで深く根を張っていることがあるため、日当たりが悪く水はけの悪い場所だと再発する可能性が高いそうです。
ここは一度しっかりと掃除して苔の生えていない気持ちの良いベランダからの風を受けたいと思いました。
苔を根絶する方法は熱湯消毒と塩素系漂白剤の使用が効果的と知りました。
熱湯はヤカンでお湯を沸かして苔にかけるだけ。
これを3回繰り返し、苔が柔らかくなったらブラシでこすり除去します。
3回繰り返すことがポイントです。
1回でも苔は取ることができるのですが、根を絶やすために熱湯消毒を繰り返します。
熱湯の準備が面倒という場合には、塩素系漂白剤も効果的です。
但し、ベランダの素材によっては塩素系漂白剤を使用することで傷めてしまうこともあるので注意が必要です。
塩素系漂白剤を覆うようにスプレーし、2分ほど待ちます。
苔に馴染んできているのを確認してからペットボトルに入れた水をかけてブラシでこすり落とします。
洗剤の成分が残っていると黒ずみの原因になるのでしっかり落としましょう。
私は塩素系漂白剤の成分が残るかもしれないと思うとなんだか怖かったので熱湯消毒をしましたが、熱湯でも十分キレイに落とすことができました。
もしまた苔が再発したら塩素系漂白剤の使用を考えたいと思います。
まとめ
汚れがこびりついてひどい場合は、濡れた新聞紙に埃を吸着させて取り、苔やカビには熱湯消毒や塩素系漂白剤が効果的です。
汚れが酷くなる前に洗濯物を干す時や布団を干す時など、ベランダに出た時にちょこちょこ掃除するだけでも違いがあります。
大体の汚れは水で落ちるので、こまめに掃除することで新築のようなキレイな状態を保ちましょう。