窓ガラスの掃除は意外と時間のかかるものです。
水や洗剤で拭いた後の乾拭きを繰り返すだけの作業ではありますが、1回でピカピカにするのはむつかしいことが多いです。
汚れが酷く水拭きを2~3回繰り返したり、雑巾が水分を吸わなくて乾拭きも何回か往復が必要だったりします。
そんな手間を省いて時短でできる窓ガラス掃除のやり方を紹介します。
窓ガラスの見える汚れの掃除に!炭酸水の使い方
炭酸水を掃除に使うメリットは、2つあります。
1つ目のメリットは二酸化炭素が汚れを浮かせて落ちやすくしてくれる点です。
使用する炭酸水は無糖のものがおススメです。
糖分の入ったものは、使った後に砂糖が窓に残ってべたべたになる恐れがあります。
また、多少炭酸が抜けていても掃除には問題ないので、気にならなければ飲み残しでも大丈夫です。
個人的には、掃除のために炭酸水をわざわざ買いに行くのは面倒だしもったいないと思うので飲み残しを使います。
更にコストがかかってしまうことを防ぎ、飲み残しをもったいないと思って捨てるより良いと思うからです。
使い方は炭酸水をスプレーボトルに入れて窓に吹きかけ、スポンジや雑巾で拭いていくだけです。
全体に満遍なく吹きかけてから、上からなぞるように拭いていけば簡単にキレイになります。
汚れが酷いときは、炭酸水が滴るくらい窓を濡らして10分程度放置した後に拭いてみてください。
2つ目のメリットは炭酸水には速乾性があるため、水よりも水はけが良い点です。
通常、窓を水で拭いたら水滴が多く残り、乾拭きに時間がかかったりします。
また、水滴が残ると水垢の原因にもなってしまいます。
速乾性があることで、余分な水分がない状態で乾拭きができるので簡単にキレイにすることができるのです。
ただし、水よりも早く乾くので、汚れを落としたらできるだけ早めに乾拭きを行ってください
洗剤を使わないエコな掃除なので、小さい子どもさんのいる家庭でも安心して使用することができます。
窓ガラスの掃除を洗剤なしで!メラミンスポンジの使い方
小さい子どもさんが家にいて洗剤を使うのが怖いという家庭で重宝されているメラミンスポンジです。
とある商品が大ヒットしたことで一躍有名になりましたね。
このメラミンスポンジは窓ガラスの掃除でも大活躍してくれる代物なのです。
使い方は水に濡らして軽く絞り、窓を上から軽くこすっていくだけです。
洗剤いらずで、簡単に汚れを落としてくれ、窓ガラスのついでにサッシの掃除を、という場合にも使うことができます。
注意点としては、メラミンスポンジが汚れてきたら細目に水で汚れを落とすことです。
どの道具にも共通しますが、汚れたスポンジを使い続けても汚れを広げる原因になることがあります。
時短で簡単に掃除できるはずが結局何回も拭き直しが必要になっては意味がありません。
メラミンスポンジの表面の汚れは水で軽くもみ洗いすれば簡単に落ちてくれます。
できる限りスポンジがキレイな状態を保って窓を掃除してください。
窓ガラスを掃除するときのメラミンスポンジは自分でカットして大きさの調整ができるものを使ってください。
細かくカットされたスポンジだと、面積の広い窓を掃除するのはとても大変です。
自分の手に合うサイズの大きさならストレスも少なく掃除をすることができます。
メラミンスポンジは細かい網目状になったスポンジです。
そのため、撥水などの加工がされている窓には不向きですので、掃除の際は窓の種類にも気を付けてください。
細かい網目状になっており、研磨剤と同じ効果を発揮してしまい、加工したものをはがしてしまう恐れがあります。
窓ガラスの掃除の仕上げにおススメ!マイクロファイバーの使い方
マイクロファイバークロスは、繊維が細かく、毛羽立ちが少ないため洗った窓に余計な埃などの汚れを付けずに拭けます。
窓の縁に沿ってコの字に拭きあげていくことで、1回でキレイに乾拭きをすることができます。
この時、窓の濡れ具合には十分気を付けてください。
びっしょりと濡れた窓の場合はマイクロファイバークロスが水分を吸収しきれないこともあります。
そのため、マイクロファイバーで拭きあげる前に窓の水分を出来るだけ切っておくことをおススメします。
固く絞った雑巾で拭いてからマイクロファイバークロスを使うと驚くほど簡単にキレイに仕上げられます。
雑巾に付いた汚れがまた窓に付いたら、と不安になる方には水切り用のワイパーを使うこともおススメします。
100均などで購入することができ、窓の水気をしっかりと切ってくれ、そのあとのマイクロファイバーでの乾拭きがより効率よくできます。
まとめ
今回は簡単で時短にもなる窓ガラス掃除のコツについて紹介しました。
洗剤を使わないエコな掃除方法が多いので、小さいお子さんがいて洗剤を使うのをためらう家庭でも実践できます。
掃除のコストもあまりかからないので、節約にもなります。
勿論、窓ガラス以外のガラス製品の掃除にも応用できます。
ぜひ一度実践してみてください!