近年、学習塾の開業を目指す人が増えています。
そこで、この記事では学習塾の開業までの流れや収入について、また失敗しないためのポイントなどをまとめてみました。
ポイントを抑える！学習塾の開業の流れと経営者が得られる年収とは？
学習塾を開業するには2つの方法があります。
個人で開業するか、フランチャイズで開業するかです。
フランチャイズで開業する場合は、加盟手続きを行い、ノウハウに従って進めていくことになります。
加盟店によって異なるため、今回は個人で開業する場合の流れを書いていきます。
・開業費用の確保
開業するためには、まず開業資金が必要です。
教材費、机や椅子の備品、広告宣伝費、人件費、賃貸料などが必要になります。
規模にもよりますが、300～500万円程度はかかります。
・諸手続き
学習塾を開業するにあたって、税務署に「開業届」を提出しなければなりません。
税務署はそれぞれ管轄する地域が異なりますので、学習塾がある住所を管轄する税務署に提出をします。
開業までの流れはこのようになります。
気になるのは、開業した時の年収ですよね。
厚生労働省のデータによると職業別年収ランキングで、「個人教師、塾・予備校講師」の平均年収は361万円という結果だったようです。
高いと思うか低いと思うかは人それぞれだと思いますが、学習塾の評判が上がればもちろん年収も自然と上がるでしょう。
学習塾の経営に大事なこと！失敗例を参考にしっかり考えて！
学習塾を実際に経営してみて起きた失敗例として多いのは、生徒が集まらないということです。
生徒＝お客様が集まらないということは売上が上がらないということです。
塾に対するその地域のニーズや、その地域の生徒数のリサーチなどを怠ると思っていたよりも集客が伸びず、経営に打撃を与えます。
他にも学習塾としての実績も重要になります。
学習塾における実績とは「難関校に○○名合格した」というものになります。
また生徒の成績を上げることも実績に含まれるでしょう。
このような実績を積むことで宣伝効果が生まれ、口コミなどで集客を見込むこともできます。
しかし実績がなければ宣伝効果はありませんし、SNSなどで塾の評判が悪ければ集客は見込めないでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
学習塾を開業するだけであれば、お金があれば誰にでも出来ます。
重要なことは学習塾として成功することです。
そのためにはお客様のニーズを的確にとらえ、優秀な人材を集め、質の高い授業を提供することが重要になるでしょう。
