フローリングに直接布団は避ける?湿気対策はござでも大丈夫?

畳が主流だった日本の家も、今やフローリングが主流となってきています。

フローリングだと掃除がしやすい、バリアフリーに適している、など色々便利な点があります。

でもフローリングにするからとベッドを設置してしまうと、場所を取って部屋が狭くなります。

それに床にごろごろしたい!という人も多いのでは。

フローリングに布団を敷いて休む人というのは結構いるものです。

折角休むならば快適に、というわけで、フローリングで快適に布団ライフを楽しむための注意点を考えてみましょう。

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フローリングに布団を敷くときの注意点とは?湿気対策をしよう!

フローリングに布団を敷いて休む生活で困ることは「寒い」「痛い」「収納」そして「カビ」です。

まずは収納・・・押し入れがあるなら何の問題もないのですが、クローゼットはあっても押し入れはない、という家も多くなっています。

布団を収納するための専用の棚というのも市販されていますし、布団をたたんで置いておける通気性のいい棚を作るというのもお薦めです。

布団には人の身体から出た汗がたっぷり含まれますので、できればすのこのような通気性の良い棚に置いておきたいものです。

また、たたんでクローゼットに片付けるのも手です。

たたむときは布団の裏側を表にして2つか3つおりに。

クローゼットには立てて入れると、布団が空気に触れる面積が増えて湿気が逃げやすくなります。

寒い、痛い・・・畳と違ってクローゼットは硬いので、直接布団をしくだけでは確かに痛いですし、冬場は冷気が直接布団に上がってくるので寒いです。

布団の下にマットレスを敷く、これでかなり苦痛と寒さから解消されます。

マットレスには厚さ・硬さ様々な商品がありますので、お好みを試してみるのがおすすめです。

カビ・・・カビというのは平常、空気中に胞子として漂っています。

カビは湿度65%以上、温度20~25℃ぐらいになるとカビにとっては最高に居心地よい空間となり繁殖します。

カビの発生場所は水回りと思われがちですが、カビが好む環境は実はフローリングに直接敷いたお布団でもあるのです。

人は一晩にコップ1杯分(200ml)程度の汗をかきます。

また、お布団には髪の毛やほこりもついています。

吸湿・通気ができないフローリングではお布団がカビの温床になってしまうのです。

これは、ホットカーペットやラグマットも同じこと。

このようにカビが好む環境をそのままに放置しておくと、やがて部屋がカビ臭くなってきます。

カビは健康体の時には問題がなくても、ちょっと疲れが溜まったり、体力が落ちて抵抗力が弱ってしまっているときには、咳やアレルギー反応を起こすなど健康問題を起こすようになります。

また、カビはダニの大好物でもあります。

ダニが発生したら健康な人でも刺されて痛い思いをしますし、ダニアレルギーで苦しむ人もいます。

では、どうすればカビが生えないのか、一言でいえば湿気対策です。

床と布団のカビを防ぐ!湿気対策におすすめの方法をご紹介!

フローリングは一旦カビがついてしまうと取り除くのは大変です。

普段からカビが生えないように湿気対策をしましょう。

・毎日布団を片付ける;1日中敷きっぱなしはカビの望むところです。

・フローリングと布団の間に吸湿マットを敷く;薄い吸湿マットでも十分効果があります。

スタンド式すのこベッドを使う;ベッドといっても高さは低いし、片付けついでに布団をそのまま干せてしまいます。

・吸湿効果のあるゴザマットを使う;天然素材のゴザだとイグサの薫りがさわやかです。

・布団のカバーはこまめに洗濯する;どんな良いお布団でもカバーはこまめに洗って清潔を保ちましょう。

・空気の入れ替えをする;部屋の空気を入れ替えると空気の淀みが解消されます。

・布団を敷くのは日当たりの良い場所に;暗いジメジメした場所に敷いているとカビが生えやすくなります。

また、お部屋のお掃除に工夫を。

・掃除機で埃やゴミを取り除き、除菌・殺菌効果のある洗剤でフローリングを掃除する。

・掃除の後は空気を入れ替えると気持ちもすっきりします。

まとめ

お部屋でのびのび手足を伸ばして横になれることは健康に良いですね。

お部屋を清潔に保ち、気持ち良い睡眠をとれるようにしましょう。

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