肌には色々な質がありますが、敏感肌の原因は乾燥が多いです。
乾燥が原因の敏感肌には保湿効果の高いスキンケアが欠かせません。
ところで、保湿なら、と化粧水をついパタパタとつけてしまう人が増えています。
でも実は化粧水というのはほぼ水であり、肌の保湿効果は期待できません。
ですから、化粧水をつけると肌がひりひりする、という方は要注意です。
グリセリンと焼酎で化粧水は十分!値段よりも毎日のケアが重要!
市販されている化粧水には安いものから高価なものまで様々です。
まして、敏感肌というと高めの商品が多いのが現実です。
肌の保湿は毎日の継続が大事となれば、あまり高価なものは継続しづらいものです。
では、自分で作ったりできないものでしょうか。
実は自家製化粧水って意外と流行っているのです。
グリセリンという甘味のある無色透明な液体で、食品添加物として甘味料、保存料、保湿剤、増粘安定剤、医薬品、化粧品の保湿剤、潤滑剤などに使われている薬品から作れます。
水分を引き寄せる吸湿力があり、しっとり潤いを保ってくれるものなのに、口に入っても大丈夫といえばすごく安心ですね。
かさつき、痒み、粉拭き防止にもなり、全身に使えます。
また、乾燥を原因とするニキビにも効果的な点も嬉しいです。
グリセリンはドラッグストアなどで500ml入り1000円前後で販売されており、毎日のお手入れにとてもリーズナブルです。
精製水95mlにグリセリン5mlを混ぜると5%の化粧水ができます。
10%なら精製水90ml、グリセリン10mlなど配合次第で濃度も変えることができます。
手作り化粧水の管理法!容器はガラス製で必ず冷蔵庫に保管を!
このように手軽に作ることができる化粧水ですが、手作りだと防腐剤が添加されない分、長持ちしないのが悩み。
ここで、昔から生活の知恵として使われてきたお酒を活用してみましょう。
日本酒はそのまま入浴剤替わりに浴槽に入れてみたり、ローション代わりになったりと有効な物です。
防腐効果もあり、保湿力、アミノ酸もあります。
この日本酒を精製水に混ぜてローションを作るのも良いのですが、焼酎やウォッカといったアルコール度数の高いものを使えば作ったローションは1年もつと言われます。
それでも雑菌の繁殖を避けるため、容器は煮沸消毒ができるもの、すなわちガラス製がお勧め。
しっかり洗って煮沸消毒したものを使いましょう。
容器の口には手を触れないのは基本です。
焼酎やウォッカは精製水や水道水で約3倍に薄めて、グリセリンは先ほど言った通り全体の10分の1程度入れます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
お金をかけたら肌に良いものはいくらもありますが、なかなか自分の気に入るものには出会えないものです。
手作りなら材料に安全なものを選べて、費用がすごく安くつくし、色々勉強できます。
一度お試しになりませんか。