毛布の洗濯は、普段の洗濯とは勝手が違ってくるので、洗剤の量も変わってくるのかと気になりますね。
また、毛布の素材によって、普段の洗濯に使っている洗剤と同じものを使っていいものなのかとも悩んでしまいます。
毛布の洗濯は、自宅でも簡単に行うことができますが、細かいことまではあまり知られていないものです。
今回は、毛布の洗濯に適した洗剤の量や種類、柔軟剤は必要なのかなど、洗濯洗剤に関する悩みについて解説をしていきましょう。
毛布の洗濯に適した洗剤の種類は?
毛布の素材によって、使える洗剤と使えない洗剤があります。
それを確認するために、洗濯前には必ず洗濯表示のマークを確認してください。
洗濯表示の中に、中性洗剤OK、ドライクリーニングで洗ってくださいなどの表示が書かれています。
毛布を傷めないようにするために、洗濯表示のルールを守って洗濯を行うようにしましょう。
その素材に使えない洗剤についての表示も、ほとんどの商品にされていますので、それに従いましょう。
通常は、綿毛布やアクリルであれば普段使いの洗濯洗剤で洗っても問題はありません。
ウール生地の毛布なら、風合いを保つためにおしゃれ着用洗剤を使うと良いでしょう。
また、色味の濃い毛布を使用している場合は、色落ちを防ぐため、漂白剤入りの洗剤の使用は避けましょう。
洗濯機に入れる洗剤の量はどのくらい?
毛布を洗濯するときの洗剤量は、毛布の質量や洗濯機の水量・サイズによって変わってきます。
例えば、縦型の洗濯機に毛布を入れ、水量が40Lとなった場合、必要な洗剤量は洗剤容器の裏面に記載されている量に従って投入しましょう。
基本的には、洗濯機のタイプと水量によって、ほとんどの洗剤の必要量が決まっています。
毛布だからと特別な洗剤の量の決まりはありません。
少なすぎてもしっかり洗浄できませんし、多すぎると洗濯機の故障や洗剤の溶け残りが毛布についてしまったりもします。
なので、使う洗剤の取り扱い説明をしっかり読んで、記載されている洗剤の量を使うようにしましょう。
水量がどのくらいなのかわからないという場合は、洗濯機の表示を確認しましょう。
洗濯機に毛布を入れ、スタートボタンを押した後、ほとんどの洗濯機にその時の洗濯に使う水量が表示されます。
我が家の場合は、20Lか40Lの水量のマークが点灯するタイプの洗濯機なので、その表示を確認してから洗剤を投入しています。
洗濯機の操作ボタンの近くのどこかにあるはずなので探してみてください。
毛布の洗濯に柔軟剤は必要なのか?
結論から言うと、普段使いの洗濯洗剤を使用する場合は使うことをおすすめします。
普通の洗濯洗剤は、洗浄力が高いため、仕上がりがゴワゴワになる可能性があるからです。
汚れがしっかり落ちていても、肌触りの悪いゴワゴワの毛布はあまり使いたいとは思いませんよね。
柔軟剤を入れることによって、洗いあがりを柔らかくすることができます。
柔軟剤の種類によっては、静電気を抑える効果もあるため、冬の乾燥した時期に、毛布からの静電気で痛い思いをすることはなくなるでしょう。
また、洗濯洗剤のみ場合、嫌な臭いを除去してくれる効果はあるかもしれませんが、素敵な香りをつけることはできません。
外干しした後に、花粉や土埃などの微妙な臭いがついてしまったりすることもあります。
柔軟剤は、外気の嫌な臭いが付くのを防いでくれるものもあるので、必ず使っておくことをおすすめします。
毛布の洗濯に一番いいのは「エマール」?
エマールといえば、CMでよく見かけるおしゃれ着用洗剤ですね。
シャツやニットなど、洗濯の時に注意の必要なおしゃれ服専用の洗剤と思われる方もいますが、毛布の洗濯にも高い効果を発揮してくれるのです。
エマールで毛布を洗濯することで、繊維の奥に染み込んだにおいや汗をしっかりと落としてくれる上、ふんわりした柔らかい洗いあがりになってくれます。
毛布にシミが付いている場合は、シミにエマールの原液を少量つけてから洗濯機にかけると、キレイに落ちてくれるのです。
洗い方は、通常の洗濯と同じで、毛布を洗濯ネットに屏風折に入れてから洗濯機に投入し、エマールを規定量入れるだけ。
規定量は、洗剤容器の裏面に表記されているので、その表示に従って洗剤を投入してください。
洗剤を変えるだけで、柔らかい仕上がりとなり、嫌な臭いも除去してもらえるのなら、こんなに良い方法はないのではないでしょうか?
また、エマールは様々な香りの種類のものが発売されているので、自分の好きな香りの洗剤を使えば、さらに気持ちよく毛布を使えることでしょう。
まとめ
今回は、毛布を洗濯するときの洗剤量や、使用する洗剤の注意などについて紹介しました。
細かな疑問点をしっかりと確認したうえで、毛布を洗濯すると、驚くほど気持ちの良い洗いあがりにすることができます。
洗濯後、そのまま押し入れにしまってしまう場合でも、翌年気持ちよく使えるようになるでしょう。
自宅で毛布の洗濯をする人は、ぜひ試してみてくださいね。