自宅で毛布を洗濯するとき、使っている毛布は自宅の洗濯機に対応しているのかと気になりますね。
洗濯機の洗濯容量に対して、毛布のサイズが合わないと、洗濯機を故障させる原因にもなりかねません。
そのため、毛布を洗濯するときは、洗濯機の容量を確認しておく必要があります。
安全に、正しい方法で毛布を洗濯するため、洗濯機の容量確認の方法やそのポイントについて紹介します。
洗濯容量と毛布のサイズ・重さの目安は?
洗濯機の容量を確かめるために、まずは洗濯機の取り扱い説明書を準備しましょう。
毛布などの大物を洗濯するときのサイズや注意点が書いてあるため、その説明に沿って、洗濯しても大丈夫なのかを判断しましょう。
自宅の洗濯機で毛布の洗うときの目安は以下になります。
- 洗濯容量6㎏:シングルサイズ1枚(2枚合わせの毛布は不可)
- 洗濯容量7㎏:シングルサイズ1枚(2枚合わせも可)、ダブルサイズ1枚(2枚合わせの毛布は不可)
- 洗濯容量8㎏:ダブルサイズ1枚(2枚合わせも可)
目安として表記しているものは、洗濯容量に対しての最大サイズになります。
見た目で確認をするときは、洗濯槽の5割程度までに毛布が収まれば、問題なく洗濯することができるでしょう。
取り扱い説明書の大物洗いの時の目安表記が、数量で書かれているときは、毛布の実際の重さを測って判断するのも良いでしょう。
毛布の重さの測るためには、体重計が必要になります。
まず、自分のその時の体重を測り、その後毛布を抱えた状態での体重を測ります。
毛布を抱えた状態の体重から、元の自分の体重を引くことで、毛布の重さを計算することができます。
そのデータを元に、自宅の洗濯機が洗おうとしている毛布に対応しているのかどうかを確認してください。
洗濯機の容量がわからない時は?毛布が洗濯機に入るかのチェックポイント
説明書をなくしてしまって、自宅の洗濯機の容量がわからないという場合もあるでしょう。
毛布を洗濯機に入れて、そのまま洗濯できるのかを確認するためのチェックポイントを紹介します。
まず、毛布を洗濯機に入れるために、コンパクトにたたみましょう。
たたみ方は、縦に3つ折りにし、端からくるくると巻いていきます。
毛布を丸めた状態で、専用の洗濯ネットに入れ、そのまま洗濯機に入れてください。
この時に、すんなりと抵抗なく毛布が入るようなら、洗濯機で洗うことは可能です。
簡単に入れられたとしても、洗濯槽のふちから毛布がはみ出しているようなら、洗濯槽に対して毛布が大きすぎるので、洗濯はやめておきましょう。
無理やり入れたとしても、洗濯機の回転はねの動きを邪魔してしまい、故障する原因となる可能性もあります。
そのような時は、自宅での洗濯は諦めて、近所のコインランドリーに持っていくか、クリーニングに出すようにしてください。
毛布を洗濯機で洗うときの洗濯コースの選び方
洗濯機を使って毛布を洗濯するときは、設定する洗濯コースにも気をつけましょう。
毛布は一般的に、「大物洗い」に分類されます。
そのため、「大物洗い」や「弱水流コース」や「手洗いコース」などの洗濯コースで洗濯をするようにしましょう。
適切な洗濯コースを選ぶことで、洗濯機が故障するリスクを低減することができます。
また、機種によっては「毛布洗いコース」が洗濯できるものもあるので、ある場合はそのコースを選択してください。
スタートボタンを押し、給水を開始した後、毛布が水に浮いてしまうことがあります。
毛布が水に浮いた状態で洗濯を続けてしまうと、水が漏れたり、洗濯機が壊れたりする原因になりかねません。
毛布が浮いてくるときは、上から手で毛布を押さえ、毛布にしっかりと水を吸わせて沈めてください。
毛布を洗濯するときは、毛布の素材にも注意!
毛布の素材によって、自宅で洗濯できるものとできないものがあります。
その確認のために、洗濯前には必ず洗濯表示を確認しましょう。
水洗い、手洗いOKと書かれているものや、ドライクリーニングのみのものなど、様々です。
特にウール素材の毛布は、洗濯機にかけてしまうと毛布が縮み、買い替えが必要になる場合もあります。
そのような取り返しのつかない事態を防ぐためにも、洗濯表示の確認は必ず行いましょう。
基本的に、ポリエステル・綿・マイクロファイバー素材の毛布は、洗濯機での水洗いはOKです。
しかし、メーカーによっては水洗いを推奨していないものもあるので、注意してください。
基本的に水洗いが大丈夫と言われている場合でも、自宅での洗濯はすべて自己責任になることを覚えておきましょう。
まとめ
毛布のサイズに合わせた、洗濯機の容量確認の方法や洗濯機を使うときのポイントについて紹介しました。
自宅で毛布は洗えないのでは?と悩んでいる人は、ぜひ今回紹介した方法を試し、毛布の洗濯をしてみてください。
自宅で洗濯することで、簡単に毛布の清潔さを保つことができ、気持ちのよい睡眠に繋げることができるでしょう。