紫陽花の花言葉ってどんなもの?青・紫にはどんな意味があるの?

母の日のプレゼントにはカーネーションが一般的と思われがちですが、実は紫陽花も人気なのです。

紫陽花というと童謡や絵本に出てくるカエルやカタツムリと並んで愛らしく描かれているイメージが強いかと思います。

大きな花はてまりのようで、上品なカーネーションとは一味違う愛らしさがあります。

またカーネーションよりも和風の印象もあります。

地味なようでいて実は色もガク(あの小さな一つ一つは実は花びらではなくてガクなのです)の形も様々です。

紫陽花には色により花言葉も違います。

折角贈るならば紫陽花の花言葉を知って選んでみたいものです。

また紫陽花は実はとても育てやすいのです。

水をやるだけで綺麗な花をつけてくれます。

母の日のプレゼントに紫陽花を贈るために、花言葉や由来を知っておきましょう。

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紫陽花の花言葉とは?よく見る青や紫に込められた意味とは?

紫陽花には、花全体としての花言葉で『移り気』『浮気』『無常』というものがあります。

これは紫陽花が土壌の性質によって色を変えるものであるから、つまり、植える場所によって色が変わるからです。

紫陽花の色で馴染みの色は青と紫です。

青い紫陽花の花言葉は『辛抱強い愛』『冷淡』『無情』『高慢』『あなたは美しいが高慢だ』といったものです。

梅雨の長雨を耐え忍ぶ美しい姿に日本の良妻賢母と言われる理想の母親像を重ねての言葉とも言えます。

この紫陽花の花言葉の由来には、日本にも馴染みのあるポルトガルの医者シーボルトの逸話があります。

シーボルトは長崎で妻「お滝さん」と娘の3人で幸せに暮らしていました。

ところが、スパイの容疑をかけられ、国外追放となったのです。

ポルトガルで日本を愛おしく懐かしみながら日本の植物の本を出版したシーボルトは紫陽花のことを『ハイドランドゼア オタクサ(お滝さん)』と紹介しています。

離れていても想っているよという愛情を込めて名付けたものです。

この逸話からも紫陽花には『忍耐強い愛』という花言葉が付けられたのです。

紫陽花の色別花言葉をご紹介!あまり見かけない緑色の花もある!

色とりどりの紫陽花はその色によって花言葉も違います。

ピンク~赤紫

『元気な女性』『強い愛情』この花言葉はフランスでつけられました。

もともとピンクの紫陽花はヨーロッパに多い色です。

快適な気候のヨーロッパにふさわしい花言葉です。

『寛容』『ひたむきな愛』『気の迷い』『広くて優しい心』白は何色にでも染まることができます。

「あなたの色に染まります」という意味も込めて結婚式でも人気の色です。

ガクアジサイ

色ではなくガクの形ですが、ガクアジサイはもともと日本にあった紫陽花の原種です。

花言葉は『謙虚』和の佇まいから連想される花言葉です。

緑の紫陽花

アナベルという種類が有名です。

花言葉は『ひたむきな愛』緑は色がないのではなく、ここから他の色に変化していく、そのことからこのような花言葉がつきました。

まとめ

バラやカーネーションといった華やかな花と違って梅雨の時期に多くみられる紫陽花にこのような色々な花言葉があったとはちょっとした発見ではないでしょうか。

紫陽花はこのように色で花言葉が違いますので、母の日、結婚式、そのほかのお祝いなどでプレゼントをするときには是非花言葉を添えたカードをつけてください。

きっとその色を選んだ気持ちをお相手は喜んでくれるでしょう。

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