今や洗剤や柔軟剤はたくさんの種類があり、エチケットの一つとされます。
すれ違ったときにふっと香る衣服の良い香りには憧れます。
また、柔軟剤や洗剤の進化で汗汚れや加齢臭も消すことができるようになりました。
今や洗濯を上手にできることは高価な香水を使うよりも好感度抜群なのです。
だから良い香りの柔軟剤を使わないと『臭くないかな』と不安になる人もいるのでは。
だけど柔軟剤と洗剤の使い方というのは意外と誤解されがちです。
4人に1人は間違った柔軟剤の使い方をしているという説もあります。
正しく使わないとかえって『香害』になることも。
せっかくですので、柔軟剤の使い方を考えましょう。
柔軟剤の基本的な使い方は?洗濯機にはいつ入れるのが正解?
洗濯の方法によって洗剤と柔軟剤の投入タイミングは違います。
まずは昔から使われている二層式洗濯機の場合です。
洗剤の自動投入口がついていないタイプの洗濯機ならば、洗いをした後、一度すすぎます。
2度目のすすぎのタイミングで柔軟剤を投入し、3分ほどすすいでから脱水して干します。
ニットなどのおしゃれ着ならば3回目のすすぎの時にバケツなどに水を張り、柔軟剤を入れて衣類を浸し、軽く3分ほど押し洗いして、脱水も軽く行います。
全自動洗濯機ならばもっと簡単です。
洗剤は洗剤の投入口に、柔軟剤は柔軟剤の投入口に投入します。
あとは洗濯機にお任せです。
また投入する柔軟剤や洗剤は使用方法を良く読んで正しい量を使ってください。
多すぎても少なすぎても望む効果は得られません。
柔軟剤の間違った使い方!洗剤と一緒に入れるには逆効果!
中学校の家庭科の時間、洗濯の仕方を習ったときは色柄ものと白物は分けて、汚れものは予洗いして、と習った方もいるでしょう。
だけど洗濯機や洗剤の進化でそんな面倒な手順はかなり省けてしまうようになりました。
汚れものも、色柄ものも、白物も一緒に洗っても大丈夫、と銘打った洗剤は多くなりました。
それでも、頑固な汚れはやっぱり他のものと一緒に洗ってもよく落ちません。
それに繊維は洗えば洗うほど消耗していき、汚れやにおいは残ってしまうものです。
ちゃんと落ちていない汚れの臭いと柔軟剤のにおいが混ざって何とも言えない臭いになった経験ありませんか。
折角洗って干しても「臭い!」となったら、何とも無駄な労力を使った疲労感と後悔が残ります。
一度で落ちそうにない汚れは予洗いやつけ置き洗いをするなど、ほんの少しの気遣いで清潔を保つことができます。
また、洗剤と柔軟剤を混ぜてしまうと互いの効果を打ち消しあう結果となってしまいます。
全自動洗濯機の投入口を間違わず使うことは、だから重要なのです。
全自動洗濯機の場合、洗いの時に洗剤をすすぎの時に柔軟剤を自動で投入してくれます。
香りが強すぎたり逆に香らなかったりという失敗を防ぐために、使う洗剤や柔軟剤の使用方法はよく読んで、正しく使いましょう。
まとめ
洗濯は誰にでも簡単にできるような世の中になりました。
でも、ちょっとした気づかいで綺麗といい香りを維持することができるなら、ちょっとの手間を惜しみたくないですね。