職場の暖房の温度は、自室とは違い自分の体感温度にばかり合わせてもいられません。
しかし、長い時間を過ごす職場ですからなるべくなら我慢せずに過ごしたいですよね。
職場全体の温度を快適に保つためにはどうしたらいいのか、調べてみました。
暖房の設定温度は!職場では変更しにくい!空気を循環させる対策を!
人によって快適に感じる温度は違います。
そのため、たくさんの人が集まる職場では「暑い」「寒い」と暖房の設定温度を巡って不毛な攻防戦が起こっているかもしれません。
・場所によって温度が違う
当たり前ですが、暖房の側の席の人と、冷気を感じやすい窓側の席の人では感じる温度が違います。
出入り口付近の席も、ドアの開け閉めの度に冷気が入り寒いと感じやすいでしょう。
・暖気を循環させよう
座っていると寒いのに、立ち上がると暖気を感じることはありませんか?
性質上、暖かい空気は上の方に溜まりやすいのです。
空気を循環させることで、暖気がまんべんなく行き渡り、部屋の温度差を軽減する事が出来ます。
・扇風機やサーキュレーターを設置する
空気を循環させるのに一番適しています。
暖気は上部に溜まりやすいので、上に向けて風を送るといいでしょう。
また、エアコンの送風口を下向きにするのも空気の循環に効果がありますが、暖房の側に席があり、温風が直撃してしまう場合にはお勧めできません。
暖房の設定温度!政府推奨は20度!暖気を効率よく行き渡らすために
環境省が推奨する室内温度は、夏場は28度、冬場は20度とされています。
しかし、20度では冬場は少し寒いと感じてしまいます。
少し注意したいのは環境省推奨の温度が「暖房の設定温度ではない」という点です。
エアコンは、周囲の空気で温度管理を行うため、部屋全体の温度を管理することは出来ません。
出来れば、職場に数カ所、温度計を設置するといいでしょう。その場所の温度をはっきりと目で確認することで、対策が練りやすくなります。
すでに紹介したように、扇風機やサーキュレーターで暖気を循環させ上手く部屋全体の温度が保たれているのかチェックしましょう。
まとめ
職場の暖房の温度は、簡単に変更することが出来ません。
扇風機やサーキュレーターを、暖気がこもりやすい上へ向けて使用することで空気を循環させ、効率的に部屋の温度を保つことができます。
部屋に温度計を設置して、体感ではなく目視で温度を確認すると、対処しやすくなります。