風邪予防や肌の乾燥対策で加湿器を置いている家庭は増えてきました。
しかし、お手入れをしないとすぐにカビが生えてしまうので気を付けなければいけません。
そこで、加湿器のお手入れのやり方や、掃除に必要なアイテムなど家庭でも簡単にできる方法をご紹介していきたいと思います。
加湿器の掃除に必要なものは?洗剤と道具はどうすればいいの?
・加湿器のカビ発生原因
カビが発生するには湿度と温度が必要になります。
お風呂でも換気をしていないと黒カビの原因になってしまいますよね?
お風呂場と同じように、加湿器は高温多湿の環境が整っているのでカビが発生しやすくなります。
カビを発生させないためには、毎日のお手入れがとても大切です。
・掃除に必要な必須アイテム
加湿器の汚れは、水垢やカビなどアルカリ性の汚れになるので、酸性の洗剤を使用すると効果的です。
中でも、シンクやお風呂掃除でも使用するクエン酸がおすすめです。
水垢などを溶かしてきれいに落としてくれるので掃除が楽になります。
その他にも、歯ブラシ、タオル、バケツがあると細かいところの掃除ができたり、付け置き洗いがしやすかったりと何かと便利なので、揃えておきしょう。
では、次に毎日のお手入れと週に1度のお手入れにわけてみてみましょう。
・毎日やるお手入れ
毎日のお手入れで欠かせないことは、加湿器のタンクの水をかえることです。
水は放置しておくと腐ってしまいカビの原因になります。
水を足していくのではなく、一度タンクの水は捨てて新しい水を入れるようにしましょう。
その際、タンクだけでなく本体にも水が溜まっているので捨てるのを忘れないでください。
・週一のお手入れ
タンクの水交換は毎日ですが、必ず週1回のペースでタンクの内側も掃除するようにしましょう。
まず、加湿器を各パーツに分解し、フィルターなど水洗いできるものは洗いましょう。
この時、バケツに水とクエン酸を入れて30分~1時間くらい付け置きしておくと汚れが落ちやすくなります。
その後、水道水で洗い流しタオルで拭き陰干しして乾かしておきます。
しっかり乾かしておかないと、水垢などの原因になるので気を付けてください。
また、頑固な汚れは歯ブラシでこするようにすると落ちやすくなるので試してみてください。
加湿器のカビ掃除はクエン酸と歯ブラシで完璧!
加湿器にカビが生えてしまったら、クエン酸と歯ブラシを使用して重点的に掃除するようにしましょう。
まず、湿器のタンクに発生したカビを歯ブラシできれいに掃除します。
その後、一度水洗いをし、タンクの中に9割くらいのぬるま湯とクエン酸を入れて付け置きしましょう。
ぬるま湯とクエン酸の量は湯1リットルに対し、クエン酸10g程度です。
汚れにもよりますが、1~3時間放置し最後に洗い流したら終了です。
タンク内に発生したカビを放置したまま加湿器を使用すると、空気中にカビの胞子がまき散らされ体調不良などの原因になってしまうので注意しましょう。
まとめ
加湿器にカビを発生させないためには、毎日のお手入れと週に1度のタンク掃除が重要です。
お手入れをさぼってそのままにしておくと、カビや悪臭の原因になるので、忘れず掃除するようにしましょう。