蚊はマンションの5階より上まで飛ぶことが出来ない、という説があります。
しかし、窓を開けると蚊が入ってきて、夜中に刺されてしまう…なんて事も多いです。
もしかしたら、ベランダで蚊が繁殖しているかもしれません。
蚊の対策!水溜りが発生源!ベランダや鉢皿の水をこまめに取ろう!
「蚊の飛翔高度では、マンションの5階より上までは飛んでいけない」と言いますが、人にくっついていたり、上昇気流にあおられたりして、蚊は侵入してきます。
そして蚊は、わずかな水溜りがあれば爆発的に繁殖します。
成虫したメスは一度に100〜200個の卵を産み、それが2〜5日で孵化します。
蚊は、卵から成虫になるまで2週間しかかかりません。
・蚊の繁殖しやすい場所
蚊はわずかな水があれば卵を産みつけます。
① プランターや植木鉢の受け皿
② 水溜り
③ 空き缶・空き瓶
④ バケツ
・対策
蚊と言えば、「暑い時期の虫」という印象ですが、近年温暖化の影響で寒い時期でも繁殖が可能になってきています。
対策としては、こまめに水気を取り去る事が一番です。
蚊の幼虫「ボウフラ」は、乾燥に強い性質を持っています。
そのため、乾燥していても長く生きる事ができ、少しでも水があると成長してしまいます。
しかし、ベランダは雨が降り注いでしまうため、完全に水気を取るのは大変です。
その場合には、次の対策を参考にしてみてください。
蚊の対策!排水溝は常に水があるところ!薬剤を使ってボウフラ駆除!
マンションのベランダには排水溝が設置されています。
受け皿や水溜りの水は取り去ることが出来ても、排水溝の水は難しいですよね。
・薬剤で対策
排水溝専用の、殺虫薬があります。
中に薬剤を落とすだけでボウフラの発生を抑制できるので、とても便利です。
ボウフラの発生対策
水溜りは常にあるわけでもないし、小さいお子さんもいて薬剤を使用するのに抵抗がある人は、次の方法を試してみましょう。
・塩
ボウフラは塩分濃度が変化すると、死んでしまいます。
(生きていられる種類のボウフラもいるため、全てのボウフラに効くわけではありません)
・10円玉
銅イオンがボウフラの成長を抑制します。
銅に効果があるため、銅線や銅版でも大丈夫です。
・食器用洗剤
食器用洗剤は、水面に膜を張るため、ボウフラが呼吸出来なくなります。
デング熱や黄熱などの感染症は、蚊を媒介にして感染します。
しっかりと対策をしましょう。
まとめ
蚊は水気のある所で産卵します。
空き缶に溜まったわずかな水分からでも孵化するため、きちんと処理しましょう。
排水溝など、除去できない水場には薬剤を使用して、ボウフラ対策をとるのがおススメです。
厄介な蚊に煩わされないために、しっかりと対処しましょう。