LGBTは日本でどう認識されている?どんな歴史をたどってきたの?

LGBTって言葉、ご存知ですか。

この言葉はセクシャルマイノリティの総称を指します。

少し前までは知らない人がほとんどでした。

でも、最近は芸能人がカミングアウトすることにより、だんだんと認識が広がってきています。

2015年に東京都渋谷区で「パートナーシップ証明」が発行されはじめました。

これにより、日本でも様々な自治体で実施されるようになってきました。

2016年には学校の教職員にもLGBTについての指導がされるようになりました。

そして、2017年にはいじめ防止方針にも盛り込まれました。

こうして、日本の教育現場にもLGBTが浸透することにより、企業などでも講習が行われるようになりました。

LGBTに対する認識は広まりつつあります。

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LGBTは日本の一部で容認されている!結婚は海外で可能な国も!

少し前までは、LGBTという言葉も浸透しておらず、ひた隠しにしている人が大多数でした。

日本人は人と違うことを嫌う傾向があります。

そんな世の中で育ってきた為、自分がおかしいのかもと思い悩む人が多かったでしょう。

若い世代にはLGBTの教育を受けている人が多いですが、年齢が上がるにつれて抵抗を感じる人の割合が増える傾向があります。

だからこそ、年齢層の高い地方では受け入れてもらいにくいと思います。

渋谷区をはじめとする若者の多い地域での「パートナーシップ証明」の発行。

これは、海外にセクシャルマイノリティへの認識に遅れをとる日本の第一歩だったと思います。

同性婚を認めている国は多く、アメリカ、オランダ、ベルギーなど20カ国以上あります。

それと同時に、頑なに同性愛すら認めない国もまだあります。

日本には、将来同性婚を認める自由な国になって欲しいものです。

LGBTの結婚は法律上認められていない!せめて指輪は愛の証?

LGBTの結婚は法律上認められていません。

残念ながら、「パートナーシップ証明」は、あくまでも証明です。

でも、今まではその証明すら存在しなかったので大きな一歩といえるでしょう。

だからこそ、指輪が大きな意味を持ちます。

お揃いの指輪は、パートナーとの大事な絆となり、愛の証となるのでしょう。

わたし自身、宝石の販売員をしていた頃にLGBTの方達を接客することがありました。

2人一緒に店頭で楽しそうに指輪を選んでいる姿は、他のカップルと何も変わりません。

むしろ、指輪に対しての思いが他のカップルよりも強いと感じていました。

それは、2人の関係を証明するものが指輪しかないからだったのでしょう。

まとめ

LGBTに対しての偏見はまだまだ少なからずあると思います。

でも、芸能人のカミングアウトや学校教育により、理解をされつつあります。

大手企業ではLGBTに対しての講習がありますが、中小企業だと講習などは実施されていません。

知識がないと講習などをすることは難しいと思いますが、責任者にその知識があるだけでも、その会社の雰囲気は変わります。

セクシャルマイノリティは、少しでもその人達を理解したいという気持ちが大切なのです。

いつか日本でもLGBTの結婚も認められ、自由な恋愛が広まる国になることを願います。

そうなった時にはじめて、LGBTの人達への差別がなくなったと言えるでしょう。

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