突然ですが、うさぎってなんであんなに可愛いのでしょうか。
子供の頃、うさぎを飼いたいと親に頼んだら、飼うの難しいからだめ!と断られたことがありました…。
そう、ペットとして人気のあるうさぎですが、繊細な生き物ゆえになかなか飼うのが難しいと悩んでいる人は多いと思います。
そこで今回はうさぎの飼育の基礎知識をご紹介します。
うさぎの飼育で注意するべきコト!繊細な動物であることを念頭に!
うさぎの飼育において何が大変なのか、それはうさぎがものすごく繊細でナイーブな生き物だということです。
うさぎは生後1ヶ月以内での突然死が多いってご存知でしたか。
育つ環境や周りの動物、環境音など様々な要因で過度のストレスを溜め込んで死んでしまうのです。
少しでも環境が変わるとそれがストレスになってしまう、なんて繊細な生き物なのでしょう。
ですので、うさぎの飼育をする際はいかにしてストレスを与えないように環境を整えていくかが重要になります。
特に迎え入れて最初の1週間から2週間はお世話以外そっとしておくくらいの距離感で、まずは家に慣れてもらうところから始めた方が良さそうです。
迎え入れる前にケージを作っておいたり、家の中の掃除をしておくことも重要です。
ペットショップから購入して飼う場合はそのペットショップのケージに似た環境を作ってあげて、出来るだけ環境の変化に対するストレスを軽減させてあげることも効果があるようです。
自分の匂いが付いているものがあると安心してくれるようなので、ペットショップの人に相談してケージの中で使用していたタオルか何かを譲ってもらえないか聞いてみるのもいいようです。
うさぎは本当にストレスで簡単に死んでしまうデリケートな生き物なので、環境に慣れてもらえるように細心の注意を払うことが大切です。
うさぎの飼育は難しい!?知っておくべき難点と命を扱う責任と覚悟!
さて、うさぎが繊細な生き物なのは理解していただけたと思います。
ここからはそれを踏まえて注意しておくべき点をいくつかご紹介します。
まず、先ほどケージは先に作って用意してあげてくださいと言いましたが、それはスムーズにうさぎを迎え入れる他に理由があります。
それはペットショップのケージ内で過ごしてきたうさぎが、ケージのない広い空間に放されると恐怖でストレスがとてつもなくかかり、突然死のリスクが高まってしまうからです。
人間も知らない場所にいきなり置き去りにされると怖いですよね。
その恐怖心がうさぎの心に大きなストレスをかけてしまうのです。
なので、ケージは必ず先に作っておいてあげてください。
次にうさぎを迎え入れてから1週間ほどは接触を避けて静かに環境に慣れさせてあげることが重要です。
スキンシップを取りたいという気持ちはとてもわかりますが、繊細なうさぎにとっては知らない人からいきなり抱え上げられること自体が大きなストレスなので、見守るだけにしてあげてください。
1週間くらいしたらケージには慣れてきますので、それ以降徐々に外に出したりして家にも慣れさせてあげましょう。
うさぎは人懐っこい生き物ですから、慣れてくれればうさぎから人間に近寄ってきますのでそれから撫でてあげたりしましょう。
あとはずっと飼っているとお風呂に入れてあげなくてはいけないと思うかもしれませんが、うさぎにとってはそれこそストレスになってしまいます。
日々のブラッシングを欠かさないようにして、お風呂にどうしても入れたいときは先に病院に相談してからにしてください。
うさぎは日頃毛づくろいをして清潔に保っているので、基本的にブラッシングだけでいいです。
もしとても汚れてしまうようなことがあれば、清潔なタオルを濡らして拭いてあげる程度で大丈夫です。
他にも食べ物は甘いものや炭水化物をあげることは避け、最初はペットショップなどで売っているうさぎ用の餌をあげて、大きくなってきたら水分の少ない野菜をあげるようにしたりしましょう。
うさぎは丁寧に育てていけば、とても可愛くお利口な生き物なので、最後まで責任を持って愛情込めて育ててあげましょう。
最後に
いかがでしたでしょうか。
ストレスにとても弱いので飼育は難しいと言われますが、愛情を持って接していけばその分返してくれる素直で可愛い生き物でもあります。
うさぎに関わらず、ペットを飼う際は最後まで愛情を持って責任もって育てましょう。