この記事では大分七夕まつりの以下の情報を詳しく解説しています。
- 見どころ・楽しみ方
- 穴場スポット
- 開催日時
- 開催場所
- アクセス情報
- 駐車場情報
大分七夕まつりに参加する前に知っておきたい情報をまとめたので、ぜひ最後まで読んでください。
大分七夕まつりの基本情報
大分七夕まつりの特徴は、各所の人気を取り入れた「いいとこどり」のお祭りだということです。
仙台の七夕まつりのように、商店街には七夕飾りがぶら下がり、それを見上げながら進むのが楽しく、秋田のねぶた祭りのような山車が目抜き通りを流れていく「府内ぱっちん」は、迫力ある鮮やかな山車を間近で見ることができます。
さらに、チキリン囃子に乗せて、地元企業をはじめとして県内外の踊り子が大分中心部を練り歩きます。
その踊り自体は同県の鶴崎踊りより歴史は浅いものの、地元の子たちも一生懸命参加している姿に、心が和みます。
「どこでんここでん!せいや!せいや!」「なんでんかんでん!せいや!せいや!」の声掛けは、大分の県民性があらわれてるなぁと面白く感じます。
ちなみに標準語に直すと、「どこでもかしこでも、えいえい!」「なんでもかんでも、えいえい!」といった感じ。
他県の有名なお祭りをうまく「取り入れている」という、開き直りの勢いを感じないでもありません。
ちょっと「おーちゃきー(横着な)」ところはご愛敬ということでご勘弁ください。
欲をいえば、比較的新しいお祭りで、いまひとつ活気に欠けることはありますが、むしろ有名なお祭りのように高いチケットを買わないと見どころが一切味わえないなんてことはありません。
家族連れでも充分楽しめます。
最終日には花火大会。
これを眺めていると、楽しかった場面の数々が、じんわり心にしみてきます。
しかけ花火などの面白さもありつつ、昔ながらの風情ある花火大会です。
「おんせん県おおいた」は、夏だって楽しいですよ!
涼しい高原も、海も山もあります!
そして今年の夏は、ぜひ「大分七夕まつり」を訪れて、思い出のクライマックスを味わってみてはいかがでしょうか。
大分七夕まつりの開催日時・時間
開催日:8月第1週の金土日、3日間
時間:【金土】18:30~21:20【日曜日:花火大会】20:00~21:00
今年は8月2日(金曜日)~4日(日曜日)です。
大分七夕まつり開催場所
府内ぱっちん他
大分市中央通り「48万人の広場」ほか市内中心部
中央通り「48万人の広場」
花火大会
大分川弁天大橋上流
大分七夕まつりへのアクセス・駐車場情報
府内ぱっちん他
JR大分駅すぐ
お車の方は周辺の有料駐車場をご利用ください。
なお、会場周辺は夕方以降交通規制が行われ進入禁止となりますので、十分お気をつけください。
周辺の有料駐車場
花火大会
JR大分駅から車で10分、大分道大分ICから車で15分
JR大分駅から花火会場まで臨時バスが運行されます。
大変混雑しますのでお車はおすすめしませんが、どうしてもお車という方は河川敷、大分城址公園など約2000台の臨時駐車場が設けられますのでご利用ください。
大分城址公園
大分七夕まつりの見どころ・おすすめポイント
大分七夕まつりの見どころは、やはり「府内ぱっちん」です。
武者や龍など、勇ましく色鮮やかな山車の「ぱっちん」は、メンコ遊びの絵柄を連想させることから名付けられたそうですが、そのネーミングセンスが、地元民からすると「やっぱり大分だなぁ」という印象です。
大分の宇目町に、「宇目の唄げんか」という子守歌があるように、大分県民は普段から「けんかっぽい」印象があります。
親しみを込めたコミュニケーションの形として、やや喧嘩を仕かけるようなやりとりをすることがあります。
がちがちの大分弁で会話する「おいさん」「おばさん」の様子は、県外の人が見るとちょっとハラハラするのかもしれません。
メンコ同士を戦わせて遊ぶ「ぱっちん」というのは、そんな大分県民のコミュニケーションをちょうど表すネーミングだと感じられるのです。
新しく作れらた「大分七夕まつり」は、全くオリジナリティがないかというと、こういったところに大いに「大分感」が出ているので面白いです。
市内を練り歩く際の「なんでんかんでん!せいや!せいや!」の掛け声もそうですが、熱くてけんか腰、だけど人間くささやユーモアもあってどこか憎めない大分の人たちを、感じることができると思います。
大分七夕まつりの混雑状況
大分七夕まつりの混雑状況は、市内中心部の道路は渋滞しますが、人混みに関してはやや混むといったところです。
ただし、京都や福岡の有名なお祭りと比較して、ということですので、小さなお子様連れやお年寄りの方と一緒の方などは、やはりよく計画して行った方がよいと思います。
市内中心部は交通規制があるので、会場付近に自由に進入できませんし、車社会なので渋滞も発生します。
公共交通機関については、イベントの開始時間、または終了時間あたりの電車やバスは込み合います。
少し早めに会場付近に着いて、ゆっくりご飯やお茶を楽しみながら過ごすのがいいかもしれません。
大分駅のアミュプラザから、商店街、トキハデパートと、時間をつぶすのには困りません。
花火大会となると会場は中心部から離れますので、混雑を覚悟して行くしかありません。
しかし少し離れても高台から眺めることもできますので、無理に会場に行かない人も多いです。
高台の穴場スポット情報については、住宅街と隣接しているところが多く、周辺の勝手がわからない内に行くのはおすすめできませんので、差し控えます。
まとめ
大分県の魅力はたくさんありますが、「大分県民」自体も面白いんじゃないかなと思っています。
市街の人たちは比較的洗練されているし、別府や湯布院なども観光地は接客がしっかりしていて、思ったよりフラットな人間性に感じられるかもしれません。
しかし、お祭りとなると地元民が一斉に集まり、素でわいわいしている様子が見られます。
県外出身の人も地元育ちの人も、改めて大分の雰囲気を味わうことができるでしょう。
そしてキラキラした七夕飾りや、色鮮やかなぱっちんを眺めながら、みんなで「わぁ~!」と言って一緒に喜びましょう!