雨の多い梅雨の時期や外で洗濯物を干すことができない冬に洗濯物を乾かすには部屋干しになってしまいますよね?
この時、部屋の湿度が上がりすぎて蒸し暑いと感じる方も多いのではないでしょうか。
そんな時に除湿器を使って洗濯物を乾かしたいと思っている方!
そんな方のために今回は除湿器の電気代やオススメの除湿器についてご紹介します!
冬の除湿器の電気代とは?製品ごとに金額を比較してみた!
まず、除湿器には3つのタイプがあるってご存知でしたか?
一口に除湿器といっても除湿の方法によってタイプが変わります。
それぞれ長所短所があります。
それをまず一つずつご紹介していきたいと思います。
コンプレッサー式
冷房と同じ方式で除湿するタイプのものになります。
除湿器内の冷媒機で部屋の湿った空気を冷やし、水滴に変えて湿気を除去するタイプです。
コンプレッサー式はデシカント式に比べて消費電力が少なくてすみます。
そして気温が高い部屋の除湿に効果を発揮しますが、逆に低温の部屋の除湿には向いてないと言われています。
デシカント式除湿式
これは除湿器内の内部に搭載されている「ゼオライト」という乾燥材に湿った空気を当てることで除湿するタイプです。
ヒーターを利用するため低温時の除湿能力に優れています。
コンプレッサー式に比べて運転音が静かなのも特徴です。
しかし高温時の除湿はヒーターを使うため、さらに部屋の温度が上がる可能性がありますので注意が必要です。
ハイブリッド式
こちらはコンプレッサー式とデシカント式の両方の機能を併せ持つのがハイブリッド式になります。
両方の機能を兼ね備えているため季節を問わずに使うことができますが、その分高性能なため高価で機体の重量自体も重くなりがちです。
さて電気代の計算をするにあたって計算式があります。
これを参考に買おうと悩んでいるものや現在使っている除湿器のスペックを当てはめて計算してみてください。
その計算式は「消費電力(W)÷1000×使用時間(h)×1kWhあたりの電気代(円/kWh)」です。ぜひ参考にして比べてみてくださいね!
ちなみに単純な電気代の節約にはコンプレッサー式が一番おすすめです!
冬の除湿器の電気代の相場とは?エアコンは意外と電気代がかかる!
では、冬の除湿器の電気代の相場は一体いくらなのでしょうか?
これはコンプレッサー式とデシカント式でだいぶ違いが出ます。
除湿能力が同じ7L/日の除湿器で比較していくとコンプレッサー式で180W、デシカント式で634Wとなります。
それぞれ5時間ほど使用するとして先ほどの計算式に当てはめて計算してみましょう。
電気代を27円とした場合、1ヶ月30日連続使用するとコンプレッサー式で729円、デシカント式で2567.7円となります。
ですので、冬に除湿器を使って洗濯を乾かそうと思った場合はコンプレッサー式がおすすめです。
ちなみにエアコンの暖房を使って同じように計算すると4000円ほどの電気代になりますので、エアコンって意外と電気代かかるんだなということがわかると思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
季節によって除湿器を使い分けて電気代をうまく節約していきましょう!
今回ご紹介した計算式を使ってご自身がお持ちの除湿器の電気代を計算してみてください!