私立の医学部となると、卒業までに平均3000万円程度かかると言われています。
子供を応援したいと思う反面、学費が払えるか心配になる方も多いと思います。
この記事では医学部の学費を払うための手段について書いていきます。
私立の医学部に合格したら!学費は教育ローンで工面できる!
一番手っ取り早いのが、教育ローンを組んでお金を借りることです。
教育ローンには国が融資を行っているものと金融機関が融資をしているものとがあります。
それぞれについて特徴を見ていきます。
国の教育ローン
融資元 日本政策金融公庫
金利 年1.71%
融資限度額 350万円
条件 世帯年収 お子様1人の場合 790万円、
資金使途 学校納付金、受験にかかった費用、在学の為必要な住居費用
他にも、教科書代や教材代、通学費用にも使えます。
返済期間 最長15年
資金使途は、幅が広いので、窓口となる金融機関にお尋ねしてみたらいいと思います。
金融機関の教育ローン
・ちばぎんスーパー教育ローン
融資元 千葉銀行
金利 年2.20~2.40%
融資限度額 3000万円
条件 借入時満20歳以上65歳未満、最終返済時満70歳未満
安定継続した収入がある
返済期間 最長10年
・住信SBIネット銀行MR.教育ローン
融資元 住信SBIネット銀行
金利 年1.775~3.975%
融資限度額 1000万円
条件 申込時満20歳以上、完済時満70歳未満
安定継続した収入がある
保証会社の保証を受けられる
返済期間 最長15年
この他にも多くの金融機関で教育ローンを融資してくれる銀行があります。
最近ではネット銀行でもローンを組むことが出来るようになり、低い金利で融資を受けることもできます。
ローンを組むからには返済が必須になります。
使い道などを明確にして、借りすぎにはご注意ください。
きちんと調べて申し込もう!医学部の学費免除の条件とは?
大学によっては学費を免除してくれるところもあります。
ただしそれには条件があり、その条件を満たすことで学費免除の恩恵を受けることができます。
いくつかの大学の主な条件を以下にまとめてみました。
・産業医科大学
卒業後9年間、産業医等の仕事に就かなければならない。
もし就かない場合、学費を一括返済しなければならない。
・慶應義塾大学
一般入試試験成績上位10名程度
入学後の学業が不振の場合は給付を打ち切ることがある
・国際医療福祉大学
一般入試において成績上位30名以内かつ入学後成績上位50位以内に入り続ける
留年した場合や転学科した場合は給付を受けられなくなる
このように学費免除の条件は大学によって異なります。
一般的には成績上位者が対象になることが多いと感じられますので、もし学費免除を考えているのであれば猛勉強が必要になりそうです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
やはり私立の医学部は高いということに変わりはありませんが、だからと言って行けないというわけではありません。
諦めずに頑張りましょう。