勉強をする時、一日のうちどの時間帯に取り組むかこだわりはありますか。
学生だからなんとなく一日中勉強している、朝早く起きるのが苦手だから夜多めに勉強しているなど、人によって異なると思います。
しかし、どの時間帯に勉強に取り組めば効率的か意識している人はどれくらいいるでしょうか。
実は、勉強の目的や内容によって適した時間帯があるのです。
睡眠不足は勉強の効率を低下させる!削るべき時間は他にある!
よく一夜漬けをしてから翌日の試験に臨む学生がいるかと思いますが、あれは非常に効率の悪い方法です。
なぜなら、睡眠をとらなければ脳内で記憶が整理されないからです。
人の最適な睡眠時間は7時間といわれています。
足りていないようなら、自分の睡眠習慣を今一度見直してみましょう。
睡眠時間を確保できたら、次は効率のよい勉強の時間帯を意識しましょう。
朝の起床後3時間は脳が最も効率よく働くゴールデンタイムといわれています。
前日の記憶が睡眠中に整理され、クリアな状態になっているからです。
思考力と集中力を発揮するのに適しています。
この時間帯は理数系の数字を処理する作業や、前日に暗記した単語類の復習をするのにいいでしょう。
夜から就寝前の時間帯も非常に効率的です。
先ほど説明した通り、人は寝ている間に記憶を整理しますね。
だから、地理や歴史、生物などの暗記科目や、漢字や英単語の学習に適した時間帯といえます。
もちろん、整った生活習慣は大事ですので、就寝時刻になったらすぐに寝るようにしましょう。
正しい姿勢で勉強の効率が上がる!集中力が高まり成績も上がる!
勉強するうえで重要なのが集中力です。
実は姿勢と集中力は大きく関係しています。
人間は姿勢が悪いとそれだけ筋力を使って何とかバランスを保とうとします。
そのため、体の様々な部分に負担となって全身にストレスを与えるのです。
正しい姿勢は体に負担のかからない分、酸素をより全身に巡らせることができます。
酸素がよく巡るということは脳を活性化させることにもなり、より集中しやすい状態になるのです。
ではどんな姿勢が正しいのでしょうか。
まずイスに深く座り背筋を伸ばします。
膝は揃えてお尻と背中の角度と膝の角度がだいたい90度になるよう意識してください。
そして首は垂直に、あごは少し引きましょう。
最初はこの姿勢を保つのがしんどいかもしれませんが、慣れると以前より高い集中力が期待できます。
まとめ
勉強はやればやるだけいいのではなく、質を高めることが大事です。
長い時間机に向かうのが苦手な人でも、時間帯と教科を意識してやることで、短時間でも効率的な勉強が期待できます。
机に向かうときの座る姿勢も気をつけながら、勉強にいい環境作りをしてみてくださいね。