エアコンの暖房機能ですが、寒い冬場はどうしても設定温度を高くしがちです。
しかし、冬場の暖房の使用で、電気代がかなり上がってしまったという方も多いのではないでしょうか?
そこで、暖房を使用するときの適温や省エネについて解説していきたいと思います。
設定温度を少し下げるだけでも節約になるのでぜひ参考にしてみてください。
暖房の温度設定を1℃下げるだけでエコになる!省エネと節約効果!
冬場の温度設定
寒い冬になると、暖房の設定温度を27度や28度に設定してしまっている人も多いでしょう。
しかし、環境省が推奨している温度は20度をいわれています。
ですが、勘違いをされている人が多いです。
環境省は室温20度が適温と言っていて、エアコンの設定温度を20度に設定とは言っていないのです。
暖められた空気は上に行くため、サーキュレーターなどで部屋の空気を循環させれば効率よく20度になります。
また、窓を断熱シートなどで断熱すると少しの電気料で20度になります。
設定温度と節約効果
設定温度と節約には深い関係があります。設定温度を1度下げるだけでも、消費電力を減らすことができます。
エアコンの種類にもよりますが、一般的に設定温度を1度下げるごとに5%安くなるといわれています。
電気代が月8000円だとすると、400円安くなる計算になります。年間にすると4800円とかなり節約になるでしょう。
暖房の温度を上げるより湿度を上げた方が体感温度はあがる!
暖房を使うときに湿度を上げると体感温度があがるって知っていましたか?
実は、温度を上げるよりも湿度を上げた方が暖かく感じるのです。
人は乾燥していると皮膚から水分が蒸発します。
その時に、身体から熱を奪ってしまうので体温が低下していきます。
冬場は特に乾燥しているので、体感温度を低く感じやすいです。
そこで、湿度を上げることで皮膚からの水分の蒸発を抑えると、体感温度が高く感じられます。
エアコンに湿度の設定がある場合は、快適といわれている湿度40~60%に設定するといいでしょう。
また、加湿器がある方は加湿をして湿度を上げるようにしましょう。
まとめ
冬場の暖房は、設定温度を高くしがちですが適切な温度に設定することで身体に負担をかけないだけでなく、電気代の節約にもつながります。
今年の冬は、設定温度と湿度に気を付けて省エネを意識してみましょう。