厄年とは良くないことが起こるかもしれないと言われている年であり、男性では次のようになります。
前厄 | 24歳 | 41歳 | 60歳 |
本厄 | 25歳 | 42歳(大厄) | 61歳 |
後厄 | 26歳 | 43歳 | 62歳 |
この厄年には良くないことが起こるから厄除けをしなければいけないという考えは平安時代から見られます。
厄年を迎える方が無事にその年を過ぎて欲しいという願いを込めて、厄年の贈り物をしてきました。
厄年の厄除け願いの贈り物としては、①長いもの ②七色のもの ③うろこ模様のものが選ばれてきました。
昔は腰ひもや帯を贈っていたのですが、服装が和服から洋装に変わった現代では仕事でもプライベートでも身に着けることができるものが選ばれています。
厄除けに長いものがいい理由は?男性へのおすすめはこれ!
男性の厄除けのお守りとして贈るものとして長いものが良いと言われているのはなぜでしょうか。
そもそも昔の日本では平均寿命は50歳と言われていました。
その頃から考えるとちょうど男性の本厄となる42歳ごろには病にかかる人が多く、そのため、長寿と健康を祈る願いから「長いもの」が選ばれるようになったのです。
同じような理由で
・七色の物
8(ヤ)9(ク)が無くて縁起がいい
・うろこ模様
神の使いであると言われている蛇や龍のうろこの模様
・蛇に関するもの
蛇を表す巳は“胎児”の形が原型である。
その意味は「産まれてくる」「未来がある」「生命力の象徴」
というものも贈り物にふさわしいとされてきています。
男性への贈り物におすすめ!厄除けに長い物をプレゼント!
長いもの、七色のもの、うろこ模様という条件をクリアしながらいつでも身に着けることができるものであるということを考えると、男性への贈り物には次のようなものがおすすめです。
①七色刺繍入り開運ベルト
②七色ラインストーン付き開運ベルト
③厄除けタイピン(さりげなく七色)
④「厄除守護」刻印入りタイピン
⑤七色福財布
⑥厄除け七福財布
⑦干支で選ぶ梵字 ブレスレット
⑧厄除ブレスレット・ストラップ
ちなみに、厄年は新年明けてから始まるものです。
厄除の贈り物を贈るタイミングとしては一般的には厄年の節分会までと言われています。
ですが、そこはあまり細かく取り決めず、厄年の誕生日や厄除けの祈願を行う日などを狙って贈れば良いでしょう。
まとめ
時代がいくら進化しても、『縁起』に関わる行事はすたれないものです。
むしろ、昔から縁起に関わる行事は年齢として考慮しても現代でも妥当であると思い当たる節が多くあります。
今自分が在る ことへの感謝のしるしとしても、こういった縁起を大事にする習慣は守っていきたいものですね。